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カテゴリ:ラーメンの食べ歩き:丸長大勝軒系
大崎達人のフェースブックで興味深い記事を読ませてもらった。どのような団結しても、勢力が膨らむといずれ分裂するというのは歴史の教えだが、山岸一雄さんが亡くなった半年にも経たずにのれん会が分裂したとは如何かな。新しい会で古参のお店と評判の良いお店も多いが、個人的に好ましくない店もいくつある。
ちょうど出張のための備品を買うために柏へ行かなくてはならないので、東葛地域でおそらく唯一の大勝軒のれん会のお店で、5年以上ぶりの「東池袋大勝軒 いちぶん」へ。東葛地域では、常磐線沿線にある綾瀬大勝軒、金町大勝軒がのれん会を離れ、新しい会に入った。後はほとんど佐貫大勝軒グループとその独立店。ただし、佐貫大勝軒の関係店を除けば、ここは元のれん会の中で唯一超らーめんナビで達人に星を付けてもらったお店。また、東池袋大勝軒は自家製麺で有名だが、ここは浅草開化楼の麺を使っている。 かなり久しぶりだが、店の看板の色は黒から赤になった。東池袋大勝軒旧本店との関係を強調したいのではないかね。午後6時に近い時間帯で先客なし。濃厚つけ麺大盛、半熟玉子、ほぐしチャーシューの食券を購入。本当は、定番の特製もりそばを食べようと考えていたが、東池袋大勝軒系の濃厚って何なのかと気になってしまった。 カウンター席だが、店主は自ら厨房から出て麺とつけ汁を提供してくれた。初訪問の時もそうなので、接客が依然しっかりしているってことだね。 茹で加減がやや固めの麺は、東池袋大勝軒の歯切れの良い麺に比べ歯切れがいまいちだが弾力が明らかによい。個人的にこの麺が好きだ。 いわゆる魚粉で濃厚に仕立てた豚骨魚介スープのつけ汁だ。トロトロまでしていないが、魚介の風味が溢れている。やはり魚粉だけに頼らず、スープとの相性を考えた上で魚粉の量を調整したと思う。ほぐしチャーシューもなかなかおいしいが、玉子とほぐしチャーシューを頼まないと、トッピングがやや少ないという感じもする。 丸長大勝軒系として別皿で割スープを提供するのも珍しい。あっさりした魚介出汁は味がしっかりしている。 評価された理由が理解できた一杯であった。次回は定番のもりそばをいただこう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.08.08 22:20:33
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