|
カテゴリ:光圀の諸国への旅
瀬佐味亭から出た後に、職場と反対方向へゴー。
少し歩いたら、浄土宗法真寺が書かれる石柱が見えた。 山号が和順山、院号が歓喜院。正確な開山年代は不明であるが、安土桃山時代だった。慶長元年(1596年)京都の知恩院より寺号を附与されている。 御本尊は阿弥陀如来。天保9年(1838年)に火災に遭ったが、御本尊は無事であった。大正12年(1923年)の関東大震災や昭和20年(1945年)の東京大空襲では被害されなかった。 樋口一葉の小説『ゆく雲』に登場した「腰ごろもの観音さま」。 樋口家は明治9年に法眞寺の隣に引っ越した。樋口一葉はここに9歳まで5年間で住んでいだが、樋口家にとって最も安定した時期であった。法真寺は『ゆく雲』に描写されるため「樋口一葉ゆかりの寺」として知られる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.07.04 00:10:28
コメント(0) | コメントを書く
[光圀の諸国への旅] カテゴリの最新記事
|