テーマ:詩&物語の或る風景(1046)
カテゴリ:判官的日常生活
クリックしてくださると、とっても嬉しいです! 晴天となった休み明けの午後、公園のベンチで、1個のソフトクリームを二人で仲良く舐めている母子を見かけました。 お母さんの方はまだ二十代の若いお母さん。 4歳ぐらいの娘は、自分よりもお母さんに食べさせたいようで、『食べて、もっともっと』なんて言いながら、お母さんが手に持っているソフトクリームを、お母さんの口許の方へ手で押しました。 すると、勢い余ってお母さんの鼻の頭にアイスがくっついて、母子はケラケラと笑い合っていました。 そんな、小さな公園の外れにある忘れ去られた休耕田には、母子草(ハハコグサ)が静かに咲いていました。 春の"七草"に数えられる御形(オギョウ/コギョウ)とは、この母子草の古い呼び名で、さらに古くはホオコグサとも呼ばれました。 全体が綿毛に覆われて遠め目には白っぽくも見えるため、一説には、『ほほけ立つ』という言葉が訛って"ハハコグサ"の名の由来になったともいわれます。 『ハハコグサ』 科属:キク科 ハハコグサ属 二年草 学名:Gnaphalium affine D. Don 開花期:4月~6月 英名:Cottonweed 別名:オギョウ、ホホケグサ、ホオコグサ 原産:日本在来種 日本全土、朝鮮、東南アジア クリックしてくださると、とっても嬉しいです! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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