テーマ:"あすの日本を考える"(493)
カテゴリ:東洋思想と『和』の心
御節料理とは、その名の通り節句に作られる料理で、今ではとくに、お正月に備えて用意される祝い料理を指し、ほとんどの地域では元日以降に食べるのが標準となっています。 ただし、本来は"年迎え"の膳として大晦日に一年間の一家の無事を祝って食べるものでした。 今でも、東北地方の一部や北海道の一部の地方では、かつての名残りで大晦日に食べる風習が残っているといいます。 御節は、保存がきく作り置きの正月の料理となっていますが、これは、神様をお迎えした新年に台所を騒がせてはならないという考えによるものです。 とくに、物を切る包丁などの刃物はタブー。 さてさて、わだつみ判官家では大晦日は蕎麦を食べず、甘い煮小豆をかけた餅を食べて年越しとます。 また、元日の朝はすまし汁の雑煮、2日目は合わせ味噌の雑煮、3日目には善哉(ぜんざい)を食べるのが風習です。 たぶん、この三賀日のお陰で、年内のダイエットの努力はたぶん水の泡となるでしょう。(笑) わだつみ判官家の正月の一番の遊びは投扇。 それも、一般に知られる江戸の投扇興とは異なっていて、酒を入れる瓶子(へいし)めがけて投げ、当たって瓶子が倒れると『平氏を討ち果たしておめでとうございます♪』と、倒した人に一礼をして褒めちぎります。 酒器の"瓶子"を語呂で"平氏"に見立てるというところが、源氏一党が、虐げられていた頃の名残り? そう考えると、かなり"卑屈"な遊びでございます・・・(笑) お正月らしく壁紙を変更したら、いざなみ日記が仏壇のようになってしまいました。(爆) 引き続き、皆さんもお正月をお楽しみください。 そろそろ、キリ番が近づいて参りました。 333,333は誰でしょうね。 あなたが、クリックしてくださると幸せです! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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