カテゴリ:判官漫遊記(魂と心の旅・見聞録)
浜茄子(ハマナス)のことを、アイヌの言葉ではマウニと呼ぶそうです。 北海道は、今が浜茄子の最盛期。 浜茄子は、東アジアの温帯から冷帯にかけて分布するバラ科の植物で、日本での植生は北海道にとくに多く、次いで東北地方沿岸、南限は茨城県や島根県辺りの海岸の一部に僅かに分布しているようです。 浜茄子は、海浜性の植物で、1m~背丈ぐらいに成長する低木です。 5月頃に開花しはじめ、7月初旬には最盛期を向かえて8月頃には結実します。 現在は、砂浜に自生するものは北海道でも少なくなり、こうして自生している浜茄子に出会えたのは幸せなことなのかも知れません。 果実は親指ほどの大きさで赤く、弱い甘みと酸味があるそうです。 ローズヒップの名で知られるように、ビタミンCが豊富に含まれることから、健康茶として商品化されたり、サプリメントやのど飴に配合されたりすることも多いとか。 撮影も手早く終えて、これから函館山へ出かけます。 さてさて、夏が苦手なわだつみ判官の『北海道の旅シーズン1』が、こうしてはじまります。(笑) 『ハマナス』 科属:バラ科バラ属 学名:Rosa rugosa 別名:ハマナシ、マウニ 原産:東アジア、北海道、東北沿岸部、日本海沿岸部、島根 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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