COLONYの裏側

＜５話　ウィニングショット＞
　アスカの高校時代のチームメイトで今は大リーグ選手となったヒムロが突然帰国。マイとアスカは非番を利用して彼に会いに行くが・・と言う話でダイナは野球ネタが多い作品ですが（３話でアスカと隊長がキャッチボールしているシーンあったし、映画「大決戦！超ウルトラ８兄弟」でのアスカは横浜スタジアムで働いてると言う設定だし）スタッフ（というか脚本家）の趣味？マイが色々とプレゼントしたり、サインくださいとヒムロにアプローチするところはミーハーな反面、アスカがヒムロに対して言った「チャンスのあるうちはあきらめるな」と言う台詞、ジーンと来ましたね。
　ヒムロが現れたウルトラマンの名前をちゃんと言えているところ、一般人にもウルトラマンダイナの存在が認知されていることがわかるが、語られなかった話で「ティガ」３話みたいにウルトラマンの存在がTVで公表されてたりしてるのか？
　怪獣とのバトルではヒムロの言葉に応えて野球のピッチングの要領でエネルギー光球を投げつけるダイナの描写があるんですけどダイナの意思がアスカそのものでなおかつティガ同様に”人間ウルトラマン”であることがわかります。ティガの感想で述べてますけど”仮面ライダー＝人間”としてしまった平成ライダーとは違って”平成ウルトラマン＝人間ウルトラマン”は受け入れられますね。

＜６話　地上最大の怪獣＞
　この話からアニメの脚本家で戦隊でも活躍してる武上純希氏が参加。師匠筋に当たる藤川桂介氏が初代マン・セブンに関わってますが（初代マンでは企画の段階から参加してたらしい）藤川氏の弟子に当たる武上氏までウルトラマンに関わるとは奇遇ですよね（武上氏はさらにティガ、ガイア、コスモス、新セブンにも関与）
　OPの後に流れる行進曲風のOPのインスト版はDVDだけみたいですね。（１巻はビデオ版で視聴）
　訓練中にポカしちゃったために隊長に怒鳴られ「荷物をまとめて帰れ！」とまで言われたアスカ。けど、怪獣らしいのが現れたので出動することに。偵察に向かった先には町ひとつを覆う巨大キノコが・・・地上に出たアスカは調査に出るが宇宙人らしいのが・・・宇宙人らしいのは怪獣の分身。分身体ってスーツ着たまま素顔をさらしてるとこ「グランセイザー」のアケロン人みたいです。分身はなんとアスカがウルトラマンであることを看破してた。それでも「人の中にある光を信じる！」とアスカは言うけど、さすが戦隊で王道を描かれる方ですね。学習能力がない上に自己満足な脚本しか書けない井上氏とは大違い。（構成だったらの話ですが）
　怪獣のハッキング能力のためにスーパーGUTSの面々はうまくガッツイーグルを操縦できず苦戦する上にTPCヨーロッパ支部から発射されたミサイルを迎撃しなければならないと悪戦苦闘。けどリョウの活躍で最大の危機は免れた。
　怪獣はミラクルタイプのダイナが本体を発見したあとフラッシュタイプに戻り、ソルジェント光線で殲滅。
　ラスト・・任務を終えたスーパーGUTSの面々。マイがたくさんキノコを持ってきた。実家から送られたものだといってたが話の後に事件のネタとなるものが出てくるのはヒーロー番組のお約束ということで・・・

＜７話　箱の中のともだち＞
　怪獣の襲撃等で親を失った子供達が住む孤児院を訪れたアスカたち。ただ一人子供となじめない女の子が孤児院近くの海辺で不思議な生き物を発見するが、それは凶悪な怪獣だった。それを捕獲するために地球を訪れた宇宙人と共に怪獣殲滅に乗り出すというのが筋
　戦闘機以外のメカニックが今回登場。これも昭和からの伝統で特殊車両でしたがこれがあるから防衛チームって際立つ？

＜８話　遥かなるバオーン＞
　ある田舎村の人々が突然眠ってしまう事件発生。これはバオーンという怪獣の仕業。スーパーGUTSの面々はバオーンを捕獲しようとするが・・という話。今回はコミカル回で田舎村の人が怪獣が現れてるのにのんきだわ、バオーンのリアクションとかが笑えます。
　戦闘シーンではバオーンがダイナ・ストロングタイプに「構って～」と言わんばかりのリアクションしたり睡眠ガスでウルトラマンを眠らせてしまうところとかが笑っちゃいます。結局バオーンは侵略行為をしに来た訳じゃないのでダイナが宇宙に送り返したんですが