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カテゴリ:テレビ番組
今回のお題はThe・プロファイラーのお題はニコラ・テスラ。
エジソンと熾烈な電流の論争を繰り広げた発明家を分析。 テスラは、オーストリア帝国(現在のクロアチア西部)出身。子供の頃から天才ぶりを発揮し、読んだ本を丸暗記するほどの神童ぶりを見せたが、特に科学や電気に関することに関心を持つように。 グラーツ大学に入学したテスラは授業で発電機を見たことから電気に魅せられたが、父の死去が原因で大学を中退し、独学で科学を学び、交流モーターを考案。それをアメリカに売り込みたいと思い、渡米しエジソンの会社に就職。エジソンが発明した直流発電機を交流式に作り変えたものの、エジソンにボーナスをもらえなかったので怒って退社して1887年に独立。 スポンサーが就いて研究を続けたテスラは交流の発電所を開設。エジソンは交流は危険とネガキャンをしてテスラを攻撃したものの、シカゴ万博で交流電流が採用されたことでテスラが勝利。 更にナイアガラの滝の流れを利用した水力発電も考案している 前田裕二氏曰く、交流が勝ったのは直流が広まる前に開発されたことが秘訣だったのでは?と分析している 勢いに乗ったテスラは無線の開発に取り掛かるがその頃のテスラは家を持たず、ホテル暮らし。独身を貫き、異常な潔癖症が原因の一つだがホテルでは資産家らが集まるので情報収集や発明を売り込む交流の場だったから 所謂リモコンで動く船などを考案したテスラだが、今度は無線通信の開発に着手。彼はそれを 世界システムと名付けて研究開始。1893年10mほどだが無線通信に成功。しかし、1895年に火災で研究所が入っているビルが消失。研究資料、お金がなくなったため研究を一旦放棄。1年後に研究を再開。スポンサーを得たテスラはアンテナ塔建設を行うが資金難で塔は完成出来ず。そんななかマルコーニが長距離の無線通信に成功。これについてはマルコーニは無線通信一本で研究していたこと、テスラの特許の一部を使用していたことがテスラのほうが無線通信の他送電も考えていたから明暗を分けたとテスラを研究している人は分析。発明って物によっては欲張ってはいけないんですよね。 マルコーニが自分の特許を無線に使用していることについてテスラは「捨てておけ」とばかりの態度をとったが、スポンサーのモルガン氏はスポンサーを降りてしまう。無線通信・無線送電双方を実現させようと考えたことについては前田氏はテスラはビジネスマンとしては失格で無線通信一本で成功したマルコーニに対して無線送電一本にしたら成功していたかも?と評価。 岡田くんは「チャレンジャーでなくなってる」「(世界システムについては)世間を驚かすこと優先の発明だった」と評価。 「世界システム」の失敗の後、無線誘導ミサイル、高周波を発することで敵を把握するレーダーを考案。他は殺人光線、地震発生装置などありえない(今でも)装置を考案するが出資者がおらず貧乏に。秘書にエジソンメダルを給料代わりに渡そうとしたら、逆にメダルを受け取らずテスラにお金を渡したほど。 晩年のテスラについて前田氏は過去の成功体験が晩年まで研究を行う原動力だったのかも?と分析。 「世界システム」のあとに考案した発明って突飛すぎると思うが後になって実現したりするんだから世の中わからないものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Jan 27, 2022 09:20:42 PM
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