脳卒中の後遺症で意識障害が長引く高齢者に認知症治療薬の貼り薬を使ったところ、複数の症例で意識レベルが改善したと研究で発表された。
誠弘会池袋病院。
脳の治療後には元の病気が治っても意識障害が残ることがあり、磁気刺激などさまざまな手法が試みられてきた。
脳梗塞後遺症にも
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平川医師によると、脳卒中発症後、名前が言えず、食事もできない意識状態が続く70~98歳の患者12人に認知症治療薬「リバスチグミン」を胸などに貼り、経過を観察した。
その結果、脳卒中のうち、くも膜下出血の2人はいずれも翌日には簡単な会話が出来るようになり一週間後には自分で食事ができるようになった。
脳梗塞でも8人中6人が脳出血絵では2人のうち1人が介助付きで食事を取ったり、名前が言えるようになったりした。
リバスチグミンは記憶に関わる脳内の神経伝達物質アセチルコリンを増やすことで認知症の症状悪化を遅らせる。
平成23年に国内で認可された。
リバスチグミンは1日1回18ミリグラムが来て医療だが、4.5~9ミリグラムの少量投与で効果があった。
量が多いと肺炎につながる副作用がありうる。
リバスチグミンは脳を覚醒する効果があるようだ。
植物人間の状態にも使って欲しい。
若者の植物状態にも効果があるかもしれない。
問題があればはがせばいい。
薬で脳のどこが活性化するか調べるなど、第三者の科学的な裏づけが待たれる。