例えば、病院に行って尿に血が混じっていますと言うと細胞の検査をしますといわれることがあります。
年齢が若ければ、尿に血が混じっているのは、女性ならば月経の血が混じったり膀胱炎だったり、男性だったら結石だったりするのですが、年齢が高いと、
若い人ではやらない細胞の検査をしたりします。(若い人でやるときは理由があるときです)
細胞の検査とは、主に癌を調べる検査です。
がんとは、正常な細胞から発生した異常な細胞なので、この細胞を調べるのが細胞診です。
(
一方血液検査で行う癌の検査は腫瘍マーカーといいます。どんな癌で反応するかリストがあります。)
●例えばどんなところの細胞の検査をしてもらえるのか?
細胞診は、採取した場所によって発見できる病気の範囲が違います。
子宮:子宮頸癌,子宮体癌など
喀痰:肺癌,咽頭癌,喉頭癌など
尿:膀胱癌など
胸水:肺癌など
内視鏡したときの部位:その部位の癌など
採血では腫瘍マーカーと呼ばれるいろんな項目があります。
腫瘍マーカーについてはWIKIを参照してください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%85%AB%E7%98%8D%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC