B型は血液や体液、C型は血液を介して感染する。
感染状態が続くと慢性肝炎から肝硬変や肝がんにいたることがある。
国内の肝がん死亡者は約3万人(平成24年)の8割はC型、1割はB型の持続感染に起因するとされているが、自覚症状が乏しいため感染に気づかず、早期治療の機会を逃すケースが多いという。
肝臓内科、肝臓外科の病気情報
ウイルスによって引き起こされるB型、C型肝炎は感染患者が推定370万人に上り、国内最大の感染症とも言われる。
しかし、成人の半数以上が検査を受けたことがなく、検査が無料であることもほとんど知られていない。
(ヤンセンファーマの調査でわかった)
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B、C型肝炎ウイルス 半数以上が検査経験無し
調査は昨年の11月、全国の20歳以上の男女計約1万5000人を対象にインターネットを通じで行った。
肝炎ウイルス検査は採血だけの簡単な検査で、受けたことがあるかどうかの問いに53%が「ない」と回答。
しかも残る47%はほぼ半数(全体の23%)は、手術や出産などの事前にウイルス検査が行われる医療処置に伴って受けたと推定される人たち。
自発的に受けた人は24%にすぎなかった。
検査を受けたことがない人たちに理由を尋ねると、特に理由はないが49%、自分は感染していないと思う22%、定期健診や人間ドックの検査項目に入っていない18%。
現在保険所や委託医療機関での検査は国の補助により基本的に無料で受けられるが、これを知っていたのは13%だった。
さらに治療費の公費補助制度について知っている人も10%にとどまり、認知度の低さが浮き彫りになった。
C型肝炎の治療期間、3薬併用の特徴
内視鏡や手術をするときに事前に行われる。
血液が感染源ということから、手術前に感染していないか検査し、手術後感染していないかの原因追及のためだろう。
ウイルス性肝炎は知らないうちにかかっていて、症状が出てから検査をして気づき、気づいた頃には遅いということもある。
若い頃に一度は検査しておきたいものです。
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