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テーマ:野鳥好きっ♪(15879)
カテゴリ:野鳥観察
もう手の届きそうなところまで、シジュウカラが近付いてきてくれました。 感動で涙が…写真をたくさん撮ったつもりでしたが、野鳥から近寄ってきてくれたことに満足しきって、帰宅後に確認するまで写真の数が少ないことに気づきませんでした(笑) もともとの目的は花の撮影でしたが、その目的のものは見つからず、達成できないまま帰宅を余儀なくされてた訳でしたが、諦めきれずにもう1か所だけ寄り道することにしました。 そして、そこでも結局見つけられないまま帰ろうかとしたところに、近場から鳥の声が聞こえてきました。 ちっ、ちっ、というシジュウカラの声。 何故か吸い込まれるようにその方向へ。 太陽を背にした完全な逆光の中に、小鳥のシルエットが見えました。 「また、逃げられてしまうかも」 と思いながらも、足許の枯葉を踏みつける音も気にせずに更に近くへ進みました。 初めは数羽。 時間の経過とともに、若いアカマツを中心にして、引っ切りなしに枝々を飛び移りながら鳥の数は増えていきました。 冷静に数えてみると、目視できるだけで15羽程度。 ふと気づけば、写真を撮ることに夢中になっていた方向とは別の方向から鳥の鳴き声が…。 しかも、やけに近いのです。 その方向を振り向きますと、そこには2羽のシジュウカラがこちらに向かって枝に留まっていました。 私からの距離は3m前後です。手が届きそうで、ほんと、びっくりしました。 そのときのシジュウカラの顔は、「何してるの?」というものでした(半分は妄想)。 写真に収めるより早く、そのシジュウカラは立ち去ってしまいましたが、それから数分間、群れはアカマツの辺りに留まってくれました。 そのときに光学の3倍ズームの範囲内で撮影した写真が、1枚目の写真です。 逆光の中、素早く枝を移る小鳥の特徴をはっきりと分かるように写すのは大変です。 露出補正の条件を変えつつ撮影しましたが、殆どオーバー気味でした。 ただ、パソコンの画面で確認して初めて、シジュウカラの群れとばかり考えていたものが、じつは多種類から成る混群であることに気づきました。 図鑑には『混群で』という言葉で紹介されていましたが、実際に目の当たりにしてみますと実に不思議です。 種は違えども、仲間なんですね。 私のつたない知識で混群の構成種を確認してみました。 シジュウカラ・エナガ・コガラ…かなぁ。 以下は、ユニデンのデジカメで目一杯の12倍ズームで撮影した写真になります。 (トリミングは無し、原版の18%縮小加工のみ) その群れは、10分ほどその場に留まった後、次第に数を減らしながら正面のアカマツの枝から消えていきました。 一度見送ってから、再び立ち去っていった方向を見てみました。 するとそこには、目立つ場所に1羽の 殿(しんがり)を護っていたのでしょうか。 しばらくの間そこにいて、きょろきょろと周囲に気を配っていました。 そして、私に感動を与えてくれた小鳥の群れは、遠くへ去ってしまったようでした。 このとき、鳥たちに値踏みされているかのような錯覚を覚えました。 いえ、錯覚ではないのでしょう。 その地に踏み入る資格があるのか、値踏みされていたのではないのかな。 その答えは聞けませんでしたが、次もお伺いを立てに行って参ります。 諦めませんよ、絶対に。 ブログランキングへの応援は、こちらからお願いします (文章、長すぎましたか?) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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