機械式時計と煙草でブログ！

　まさか「カピート２　アロマティック」って、あのミニパイプの「カピート」で吸うための煙草じゃないよな・・・。

　てな訳で、実際にミニパイプで吸ってみる事にしました。とは言え、「カピート」パイプは持っていないので、火皿内径16mmと少し大きい「ピッコロ」パイプを使いました。

　ピッコロは、余ったパイプ煙草やシャグ、刻んだ葉巻のシケモクとかを消費するのに私は普段から使っていて、対応できる煙草の刻みの大きさが、かなり幅広いです。
　逆に、あのミニパイプのカピートでは、煙草のカピートがパイプ煙草としては普通の大きさの刻みなので、まともに吸えないのじゃないかなと思います。

　で、まぁ、吸ってみたのですが・・・。
　う～む、想像していたよりは普通でした。大きいサイズのパイプと比べて、辛味が強く出ると想像していたのですが、そんな事もなく普通に甘く吸えます。ピッコロくらい小さなパイプになると、着香の甘味はかなり抑えられてしまうと考えていたのですが、このカピート２はそうでもないようです。
　大きいパイプで吸った時と同じように、基本的には薄味なのですが、それが深く浸み込んでいるような感覚を覚えます。

　そう言えば、このカピート２は、大きいパイプで吸った時に、強弱の差こそあれ、最後まで味の内容が変化しませんでした。最初から最後まで基本的な味が変化しない着香煙草というのは、私としては余り覚えがなく、大抵の着香煙草が、喫煙中盤以降に着香分がなくなり、バージニア系の味が表に出てきます。途中から味が変化してくる着香煙草というのは、強い味を浅く付けているようなイメージで、今回のカピート２のように薄い味を深く付けている感じとは、ちょっと違うなと思わせます。

　そういう意味では、カピート２は小さなパイプでも比較的美味しく吸える煙草なのかも知れません。案外、あのカピート・パイプでも美味しく吸えたりして・・・。

　という事で、今回の喫煙は、味の強弱だけでなく、着香の浸み込みの深さについて考えさせられる興味深いものとなりました。


[興味深い煙草ブログは此方 Click!]