テーマ:パイプたばこを吸おう(1811)
カテゴリ:パイプ煙草インプレ
今回はジョン・エイルズベリーの「リミテッドエディション2023」を吸います。コールハス社製で、「コールハス」ブランドの「イヤーオブザラビット」や「リミテッドエディション2023」と同じタイミングで日本に入って来た煙草です。また、「コールハス」ブランド2銘柄+「ジョン・エイルズベリー」ブランド1銘柄という組み合わせは、年初に吸った三つの冬季限定銘柄と同じ組み合わせです。・・・まぁ、限定品商売の是非については、この場では書かないでおきます。 ジョン・エイルズベリーの煙草については、年初に吸った物が初めてで、今回のは二つ目という事になります。レギュラー銘柄が日本では売られていない状況で、限定銘柄だけが二つも入って来るというのは、大変に珍しいパターンだと思います。 まずは、とにかく開けてみましょう。 開封時の香りは、乳製品のクリームのような香りの中に何かのハーブのような草木系の香りが混ざっています。八角とかのようにも感じます。カットはラフカットとリボンカットの混合で、黒いブラックキャベンディッシュが適度に混ざった一般的な着香煙草の見た目です。湿気は普通です。 これを火皿内径20mmのパイプに詰めて着火しますと、ハーブ系の中にクリーム系が混ざったような香りが来ました。開封時とメインが入れ替わった感じです。味に於いては、甘味は少なく、微かな苦みをともなった独特な植物系の味がします。こういう感じの味は、他の煙草でも味わったような記憶があるのですが、それが何だったのかは思い出せません。少なくとも頻繁に出会うような味ではありませんが、決して不味い訳ではなく、これこれで「苦み走ったイイ男」的な味わいがあって悪くないです。 火付きと火持ちについては問題ありません。テクニック的に普通に吸える煙草だと思います。 喫煙中盤も同じ喫味です。ハーブ系の香りと少し苦みのある植物系の味です。味は円やかな訳ではなく、ちょっとシャッキリした感じなので、菜の花のお浸しを思い起こさせます。ですから、夜より昼、秋冬よりも春から夏に合う味わいだと思います。 喫煙終盤になって多少円やかさが出たようにも感じますが、基本的な喫味は同じです。着香が深いのか、若しくはベースのブレンドによる喫味が多くを占めるからなのかは分かりませんが、最後までこの独特な味わいが続きます。一般的な着香煙草にあるような尻すぼみ感がないのは良い事です。 という事で喫煙終了。後味はちょっとクリームの混ざったようなハーブっぽい植物系で、残り香もハーブ系でした。 全体的に見て、パイプ煙草では余り見られない独特なハーブ系の味わいが楽しめる煙草だったと思います。しつこい甘さや、強過ぎると感じるような癖もないのに個性的な味わいがあるので、好みによりけりという部分はあるかとは思いますが、人によっては常喫でも行けるような煙草だと思います。逆に個性的という意味では、限定煙草としても適切なのではないでしょうか。 私としては、限定煙草としてあるべき姿の煙草だったと思います。 [個性的な煙草ブログは此方 Click!] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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