カテゴリ:コドモこども子供
「今日は休みを取ったから湖に泳ぎに行こう!」 「仕事中のミケランジェロにそんなこと言うか!」と怒る私はあっさり無視され、、、 平日でコドモは学校、というわけで二人で湖水浴、まあそれはそれで素敵なこと ところでなんで休みなのか? 一ヶ月に8時間以上の残業は許されないんだそうだ その8時間を越えたから1日休まなきゃいけない、だから「ズル休み」ではないらしい
そろそろ夏休みが始る、でも休みが始ると、、、パック旅行の値段がボーン! 子供を持たない人は夏休み中のバカンスは当然避けるが、子供がいたらそうはいかん まあハイシーズンにホテルも飛行機も高くなるのはわかるのだが、、、 値段がボーンのタイミングがすごい、夏休みの初日、まさに初日にボーン だから休みに入る前日に学校ズル休みさせて出発すればいいのだ、わはは簡単と思いきや
でも夏休み直前のズル休みはかなり厳しい、バレると「罰金」、だいたいバレる ここバイエルン州では空港で警察がそれらしい親子をチェック、かなり本気 学校のズル休みは許さない、それを容認すると社会の秩序が崩れる、という政府
夏休みまであと残り一週間となると、子供も学校もやる気なし まともな授業はやらないし、テストも終わってる、宿題もない、30度越えたら休校 なんでじっと悔しい思いをしながら休み初日の値段がボーンを待たねばならんのだ! すでにそのたった1日のズル休みをめぐって裁判まで起きているという話も聞く
ドイツの夏休みは州によって日程が違う、その点も旅行会社はきちんと利用
バイエルンが休みに入ると、まもなくしてベルリンでは新学期が始る いま休み中のベルリンから飛び立つパックはすでにべらぼうに高い でも同じ目的地、同じホテルでも、バイエルン発のパックはまだ納得できる値段 それが逆にバイエルンが休みに入ると、、、こっち出発の値段がボーン!
子供のおかげで親は罰金かモラルかの板ばさみ、笑っているのはかしこい商売人 ベルリンは特にシングルマザーも多く、値段がボーンを払える家庭ばかりではない 結局貧乏くじを引いているのは子供のいる普通の家庭、お金持ち家庭には関係ない ズル休みを許すかどうかと言う議論より旅行会社の卑怯な商売方法を疑問視してほしい 少子化が大きな問題のドイツも結局「格差バンザイ経済ファースト」
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Last updated
2018/07/21 03:40:15 PM
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