黒川祥子「誕生日を知らない女の子」
● 誕生日を知らない女の子 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 心の傷と闘う子どもたちの現実と、再生への希望。"お化けの声"が聞こえてくる美由。「カーテンのお部屋」に何時間も引きこもる雅人。家族を知らず、周囲はすべて敵だった拓海。どんなに傷ついても、実母のもとに帰りたいと願う明日香。「子どもを殺してしまうかもしれない」と虐待の連鎖に苦しむ沙織。そして、彼らに寄り添い、再生へと導く医師や里親たち。家族とは何か!?生きるとは何か!?人間の可能性を見つめた感動の記録。2013年第11回開高健ノンフィクション賞受賞作!【目次】(「BOOK」データベースより) 第1章 美由ー壁になっていた女の子/第2章 雅人ーカーテンのお部屋/第3章 拓海ー「大人になるって、つらいことだろう」/第4章 明日香ー「奴隷でもいいから、帰りたい」/第5章 沙織ー「無条件に愛せますか」【著者情報】(「BOOK」データベースより) 黒川祥子(クロカワショウコ)1959年生まれ。福島県出身。東京女子大学文理学部史学科卒業。弁護士秘書、ヤクルトレディ、デッサンモデル、業界紙記者などを経て、フリーライター。家族の問題を中心に執筆活動を行う。橘由歩の筆名でも著書がある。息子が二人いるシングルマザー。第一一回開高健ノンフィクション賞受賞(受賞時タイトル『壁になった少女ー虐待ー子どもたちのその後』改題)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)