テーマ:通訳ガイド試験(38)
カテゴリ:語学・資格・学び直し
「ハロー通訳アカデミー」は1977年以来続いていた通訳ガイドの養成スクールでしたが、2011年に廃業。背景には当時決定的になりつつあった通訳ガイドの独占業務の廃止があったようです。その辺の詳細については、詳しく知るよしもありませんが、とにかくこちらのサイトの情報量たるや膨大なものです。通訳案内士の受験者は必見です。
https://blog.goo.ne.jp/gu6970 そして驚くべきことに、スクールの当時の教材をほぼすべてネット上で無料公開してくれています。 これって、現役当時は授業料と教材費で数十万規模だったのではないかという代物です。 http://www.hello.ac/notice.php これらの教材(授業風景につてはYoutubeで公開されています)をやり込むだけでかなりのところまでいけると思いますし、実際、私もプリントアウトして使いこみました。 それに加えて、代表の植村先生は今も精力的にメルマガも配信されてて、単発のセミナーも開催されています。私も一次試験前には各科目の単発のセミナーに参加しました。 ただ、惜しむらくは、というか、ないものねだりになりますが、廃業されてからある程度時間が経過しているので、テキスト類は情報が古くなっているものが少なくありません(特に一般常識)。 それで、私は一次試験対策として、ESDICというスクールのメール講座を受講しました。ESDICは旧ハローの講師陣の方々がスピンアウトして始めた予備校のようです(詳しい経緯は知りません)。 5月開講で、毎週教材がメールで送られてきます。受講料も安価で、オススメだと思います。 http://www.esdic-academy.jp/ #ESDICさんにはこのあと2次対策でも、とてもとてもお世話になるのですが、それはまた別項にて。 そんな感じで、一次試験については、前項の参考書+5月以降ESDICのメールセミナー&ハローの教材をこなすことで合格することができました。 1次試験は8月の半ばに実施されます。(ちなみに2020年は8月16日(日)) 私の場合、たまたま子供が大学受験だったので、歴史の勉強を一緒にできたのが幸いしたと思います。近年の歴史は非常に難度が高く、歴史で涙を飲まれたかたも少なくなかったようですが、私は86点と危なげなく通過することができました。 他の自己採点の点数は、地理=95点(70点で合格)、一般常識=42点、通訳実務=40点(50点中30点で合格)でした。 なお、2020年の試験から問題用紙を持ち帰れなくなったとのことで、自己採点が困難になりました。一次試験の合格発表は11月初旬(2020年は11月5日)なので、そうなると、一次の出来が微妙だった受験者は、合否が発表になるまでの約1ヶ月半、受かっているかどうかもわからず2次対策を進めなければならないことになります。これはちょっと改悪だと思います。 「全国通訳案内士」受験記~その1(受験のきっかけ) 「全国通訳案内士」受験記~その2(1次試験) 「全国通訳案内士」受験記〜その3(1次試験参考書など) 「全国通訳案内士」受験記〜その4(ハロー通訳アカデミーとESDIC) 「全国通訳案内士」受験記~その5(二次試験に向けて) 「全国通訳案内士」受験記~その6(二次試験用教本・参考書) 「全国通訳案内士」受験記〜その7(2次試験直前セミナー) 「全国通訳案内士」受験記~その8(2019年度2次試験→不合格) 「全国通訳案内士」受験記~その9(翌年受験の準備とコロナ) 「全国通訳案内士」受験記~その10(ESDIC2次ZOOM講座) 「全国通訳案内士」受験記~その11最終回(2020年度2次試験) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021年11月19日 10時10分35秒
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