プイイ・フュッセ・レ・クレイ2002(ダニエル・バロー)
最近は、ダニエル・エ・マルティーヌ・バロー と呼んだ方が正しいのでしょうか。かっては3K内外で買えたこの銘柄もすっかり高くなり、気軽に飲める感じではなくなってしまいましたが、セラーの取り出しやすいところに02年が1本残ってましたので、開けてみることにしました。やや麦藁色がかったイエロー。香りは黄桃、洋ナシ、ミネラル、シナモン、黄色い花など。口に含みますと、なめらかで甘い果実味のアタック。バナナやパイナップルなどの含み香とともに、柔らかくエレガントな液体が口の中に広がりますが、酸に若いころのような張りがなく、ドヨンとした印象もあります。リリース当初の溌剌とした味わいに対して、儚げな表情すら感じる現時点の味わいをどう捕らえるか、ですね。飲み頃を過ぎたとまでは言いませんが、個人的にはもう少し早く飲んだほうが幸せだったかな、という味わいに感じます。WA誌が飲み頃をどう評価しているか興味があったので、Robert Parker Onlineで検索してみました。WA誌にしては珍しく飲み頃を長めに見積もっていますね。。Loads of boisterous minerals and apples make up the nose of the 2002 Pouilly-Fuisse Les Crays Vieilles Vignes. Medium-bodied and armed with superb concentration, this exceptionally well-defined effort sports a flavor profile composed of pears, syrupy apples, flowers, and perfume. It is elegant, muscular, and possesses an extraordinarily long, suave finish. Projected maturity: now-2011.93p Drink: 2004 - 2011↑ウメムラさんが安いですね。★楽天でダニエル・バローを探す★