|
テーマ:海外生活(7772)
カテゴリ:タコ社長の日常
拭いようのないコンプレックスが詰襟を着ているような高校生だった。前年度からスタートした都立学校群制度で、隣の立川高校と一緒に72群となった国立高校に入学した。は昭和43年のことだった。
見るからに三多摩の田舎者としか見えないような学友が多かったが、これが右を向いても左を向いても秀才揃い。中学時代英語は好きな科目だったが、まだ習ってもいない分詞構文なんてのをすらすらと説明して、教育実習の女子大生を喜ばせるなんてのは朝飯前の学生がいる。塾なんか一度も行ったことのない私は、周りで何が起こっているのかも分からない。もう完全に劣等生。 「タコ君は、英語の発音なんか私より上手でビックリするんですが、テストをやるとこれがまったくダメで。」 担任の石黒先生に、父母面接のときに母がそう言われたと肩を落としていた。そりゃそうだよ、何せ初恋が9歳の時のアメリカ人、何て言える雰囲気もなく学校はテストができてなんぼの世界、私は英語に対する興味を一気に失ってしまった。但し、英語を話す金髪の方々への興味は募る一方ではあったのだが。 「今、何て言ったの?」 オランダ系の連れ合いにたまに話す英語の発音が悪いと言われて久しい。今は、テストもダメ、発音もダメの領域に突入してしまっているようだ。金髪ゲットしてしまったもんで、気が緩んでいるのでは、何て言われてしまいそうな勢い。 ということで、今日本人に人気のフィリピン留学、中高年英語+ゴルフ、とかの集中コースもあるようで。何せ安いしマンツーマンだという。そう言えば、手前味噌になるが自分の会社の商品でもある。こうなったら、フィリピン中高年留学に参加して、昔とった杵柄発音ブラッシュアップにでも勤しんでみるのもいいかも知れない。 因みに先生は金髪ではなく黒髪だということで安心もしていられそうだし。 毎回、果敢にこの緑の箱をクリックよろしくお願いいたします。 タコ社長の本業・オーストラリア留学 タコのツイッター Twitterブログパーツ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[タコ社長の日常] カテゴリの最新記事
|