#24 藤沢周平 「風の果て(上)」 (文春文庫/340ページ)
藤沢作品の特徴の一つ、地方の藩の主に下士の若者たちの葛藤、出世を描く物語になっている。現在と過去の織り交ぜ方がうまく読んでてメリハリが感じられる。通常、ドラマなどでもこれが逆に分かり難くしたり集中力を削ぐことがあるが流石藤沢作品、そんなことは全くない。下巻が楽しみ。今日は丁度6か月ぶりに湘南テラスモールの109シネマで映画を観てきた。ローランド・エメリッヒのMidwayだが戦闘シーンはなかな良かったが脚本が平凡。Day after tomorrowのデニス・クエイドが久しぶりに同監督作品に出演しているってことか~館林のうなぎ屋さんの特上は3,000円。厚みもありふんわり空き上げた鰻は絶品。東京で食べたら5,000円は軽く超えそう。