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カテゴリ:感動した本・映画・音楽
と、ある祭日の午後、久しぶりにボーっとしていたら、どこからともなく聞こえてきたのが「はっぴいえんど」の歌でした。
まわりを見回せば,何の事はない、テレビからでした。それにしても最近は60年代70年代の歌がよくかかりますね。 そういえば、はっぴいえんどの4人は初期のころ埼玉県狭山市鵜の木にあった米軍ハウスに住んでいたんですよね。 狭山市と入間市にまたがる入間基地は戦後、ジョンソン基地として,アメリカ軍が駐留していたんです。 だから、アメリカの雰囲気が残っている地区があって、35年前ぐらいにはフォーク歌手と呼ばれた人たちが結構住んでいたんです。 たしか、よしだたくろうや遠藤けんじさんたちもいたような気がします。 はっぴいえんどの4人はよく鵜の木の市営プールで泳いでいたのを記憶しています。 長い髪を後ろで縛ってね! 時代はアポロが月に着陸したころです。はっぴいえんどを知らない人は調べてね!! そんなことを思い出したその夜、レコードの棚を見ていたら、急に昔のレコードが聞きたくなって、手が自然と1枚のレコードをプレーヤーにかけていました。 よしだたくろうさんのデビューアルバムの「青春の詩」です。 ウィスキーを飲みながら聞いていたのですが,なかなかどうして今でも通用する詩ですね。 特に「イメージの詩」の次の一節は、考えさせられました。 古い船には新しい水夫が乗り込んでいくだろう 古い船を 今 動かせるのは古い水夫じゃないだろう なぜなら古い船も 新しい船のように新しい海へ出る 古い水夫は知っているのさ 新しい海のこわさを 40年近く前に、このレコードを聞いていたとき、父は出始めたコンピュータ会計にはついていけないと、会計事務の電算化をあきらめました。 数年前、登記事務がオンライン化したとき、ある老年の先生が、今から設備投資しても回収は難しいから仕事をあきらめるか?と悩んでいました。 数年後、電子申告が一般化したとき、私は新しい海へ出るのだろうか??? それにしても、FとBmのコードはまだ押さえられるかな? スリーフィンガーは無理だろうな。指がもつれるだろうな? でも、明日からもこうして生きていくのだろう・・・ 清水善規でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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