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9月7日から5日間の日程で、マレーシアはボルネオ島のコタキナバルに行って来た。
勤務先である事務所の慰安旅行だったので、同行者は雇用主である税理士O(オー)をはじめ、職員のMr.なで肩、Ms.あんこ、Ms.スモーカー、といういつもの面々である。 成田からコタキナバルまではマレーシア航空の直行便を利用したので、とても楽ちんであった。 事前調査では、ティータイムにモナカアイス、又はフォションのアイスのサービスがあるとのことだったので、楽しみにしていた。 しかし、残念ながらそのサービスは廃止された様で、私達女性3人はとってもがっかりしたが、女性フライトアテンダントの息を飲む程の美しさに免じて許すことにした。 Ms.あんこと私は食べるつもりだったアイスが食べられなくなり、テンションが下がり気味で無口になっていった。 二人とも目は開いているが、その他は眠っている様な状態であったと思う。 (Ms.スモーカーは、本当にただひたすら眠っていた。) しかし、その時! 私達の意識をはっきりと呼び覚ますものを見た。 私達のシートの斜め前あたりに23~25歳位の日本人女性3人グループが座っていたのだが、そのうちの1人が大トラ状態になってしまい、フライトアテンダント達がそのお世話でてんてこ舞いになってしまたのだ。 もう! ホントにー! はしたない行動はやめてもらいたい。 しかも、その女性達はイスラム教国であるマレーシアに行くと言うのに、短いキャミソールとヒップハングのパンツというへそ出しファッションで決めているではないか! Ms.あんこと私は、直ちに文句言いの中年オババへと変身し「大人として恥ずかしい」だの「フリーのお酒だと思って、貧乏根性丸出しはやめろ」などとありったけの悪態をつき、やっとアイスのことを忘れたのである。 そんなこんなでコタキナバルに近づいて行ったのであるが、機内から見るボルネオ島はやはり深い緑のジャングルが続き、ディズニーの「ジャングルブック」の世界に入り込んだ様であった。 そして、ベルト着用サインもつき着陸態勢に入った時は、スコールが上がったばかりで、外は非常に暗く、滑走路が見えるのか乗客の誰もが心配し、機内はシ~ンと静まりかえっていた。 車輪も出ていよいよ着陸という時に、またしても! 「お客様っ! 席を立たないで下さいっ!」というフライトアテンダントの声が機内に響き渡った。 全員の注目を浴びたのは、例の大トラちゃんである。 彼女がフラフラと席を立ち、叱責されたのだった。 泉 しおり お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.11.10 08:12:11
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