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カテゴリ:感動した本・映画・音楽
私の「音楽の天使」がとうとう東京を離れることになりました。
3月21日電通四季劇場[海]において『オペラ座の怪人』の盛大なフィナーレ公演が行われたのです。 26ヶ月というロングラン公演を続けておりましたが、ついに千秋楽を迎えてしまいました。 私も会場の皆さんと一緒にスタンディングオベーションをしたかったのですが、叶うこともなく、とてもさびしい気持ちなのです。 初めて観た時はとても恥ずかしくてスタンディングオベーションはできなかったのですが、やっと素直にできるようになったのです。 この2年2カ月という長いような短いような公演期間の中で、何度か足を運ばせていただきましたが、いざ東京を離れてしまうと思うと、もっともっといっぱい観ておきたかったという複雑な気持ちです。 「オペラ座の怪人」は仕事を離れて、唯一夢の世界へと誘ってくれました 作曲家、アンドリュー・ロイド=ウェバーの美しい調べとともに 華やかな「オペラ座」と不気味な「地下室」という対照的な2つの空間。 オペラ座を飾る「巨大なシャンデリア」。 湖の底からせり上がる「淡いキャンドル」。 湖を漂う「ふしぎな小船」。 地下室へと進む「不安定な階段」。 大きな階段から繰り広げられる「仮面舞踏会【マスカレード】」。 大掛かりな舞台装置は何度見ても驚きの連続です。 我が家に置いてあるマスコット「ファントムベアー」君もなんとなく淋しそうです。 5月からは大阪四季劇場へと引き継がれます。 ニュースを観ていたら、いきなり「オペラ座の怪人」の ミュージックタン タン ター タンタター♪♪♪♪♪♪が流れてきました。 「えっ」と思って振り向くと、そこにはフィギアースケートの高橋大輔君が舞っておりました。 そうです。彼はこの音楽を選曲してくれていたのです。 実際に四季劇場に来て「オペラ座の怪人」を観ており、怪人の魔力が彼に乗り移ったように舞っておりました。 リアルタイムで見ていなかったので、どのように編曲されたのかは知りませんが、「銀メダル」に輝いたことは、とてもうれしく思います。 しばらく DVDを観ていなかったので、また観て怪人の魔力に取りつかれます。 安西節雄 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.03.24 09:09:31
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