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カテゴリ:感動した本・映画・音楽
子供の頃、野犬に追い回された体験から動物には恐怖というイメージしか持つことができず、触ることもないままに今日まできてしまいました。
そのためか私の子供達も犬や猫には全く興味を示してくれません。 動物園にも連れて行き「ふれあい体験コーナー」に行っても自ら進んで触ろうともしませんでした。 ムツゴロウの愛称で知られる作家、畑正憲さんはテレビの影響か動物と戯れるおじさんというイメージがしっかり定着しています。 しかし、残念ながらムツゴロウさんの動物記に関する本は全く読んでおりません。 私の中では、「ムツゴロウの青春記」と「ムツゴロウの結婚記」のおじさんなのです。 高校時代に読んだと思いますが、内容はほとんど忘れてしまいました。 だだ 独立独歩の気概と反骨精神に満ち溢れ、教科書は写真でとるように頭の仲に入ってきたことなど、高校生の私は憧れたものです。 また中学時代に知り合った純子さんとは結局結婚しておりムツゴロウさんはとても進んでおられたようです。 当時の私は女子と手も握ったことはありません。 とくにフォークダンスのときはいつもずる休みをしておりました。 満州から本土に引き上げてきた父親の医師免許が国内では認められず、受験のために家族みんなで生活費を稼いだ話など子供の頃のエピソードには苦労も感じさせないくらいのユーモアがあふれていました。 先日ビックリするニュースが流れてきました。 「ムツゴロウ」の愛称で知られる作家で、閉園した「東京ムツゴロウ動物王国」の畑正憲元代表取締役(73)らが、同園の従業員に賃金を支払わなかったとして、青梅労働基準監督署は16日、労働基準法違反の疑いで畑代表取締役と同園の運営会社を書類送検した。 と言うのです。 最近あまりテレビに出ておられないと思っておりましたが、経営がうまくいっていなかったのですね・・・・ あのエネルギーは何処から来るのかといつも思っていました。また元気な姿を私達の前に見せてください。 もっと本を書いてください・・・・ もっと自由に!もっと楽しく!もっと明るく! そんな哲学を教えてもらった気がします。・・・・・ 安西節雄 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.05.24 08:44:08
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