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5月13日は母の命日でした。
覚えてはいるものの、いつも気がついてみるとその日が過ぎていたりして、まったく不徳のいたすところです。 あまり信心深くない性格のため、日ごろも写真に向かって手を合わせたりすることも無く、思いついたときに手を合わせたり、通りかかったときに墓参りをしてみたりという按配です。 母は49歳で他界しましたが、そのとき私は社会人になりたてで、下の弟はまだ高校生でした。 苦労だけして子供たちの一人前になった姿を見ることも無く他界した母はさぞかし残念であったろうとこの年になって痛切に感じます。 母にしてやったことといえば、初任給でカーデガンを買ってやったことくらいでしょうか。 他界後、母の妹から“あのカーデガンはとっても大事にしていたよ”と言われ、多少なりとも胸のつかえが和らいだものでした。 大概、男にとって母親は神様より大きな存在であり、年をとっても頭の上がらない存在のはずです。 今日一日くらいは亡き母のことでも考えてあげましょうか。 そういえば、朝出かけるときに写真の前に妻があげたと思われるどら焼きがありました。 私は“一日かかってこれを食べなさいな。もし残したら私が食べてあげるから。”と言って家を出てきました。 いくつになってもバカな息子ですね。 萩原博之 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.05.14 08:20:17
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