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2011.09.25
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イタリア旅行 最終日

ベローナへ
ベネチアから110キロほどの所に位置するベローナへ、移動時間はバスで1時間30分ほどです。

ローマ帝国時代の遺跡の前からベローナ観光開始しました。
道路の下に紀元前の足跡。ローマ帝国の歓声が聞こえてきそうです。
329.JPG

ベローナは、シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』の舞台であり、映画や舞台でおなじみのバルコニーは観光名所となっています。

愛があれば、昇れるかも・・・・

前にはジュリエットの像が立っています。

ジュリエットの右胸に触ると幸せな結婚ができると言われているので、大勢の観光客が並んで順番に彼女の右胸に触っていました。

332.JPG

円形劇場(アレーナ・ディ・ヴェローナ)です。

「アレーナ」は「砂」を意味するそうです。
闘技場で流された血を吸収させるために地面に砂が撒かれていたのが名前の由来なのです。
 
建設されたのは1世紀初頭で、ローマのコロッセオより古い歴史を持っているとか。
338.JPG

342.JPG


いよいよイタリア最後の観光地、ミラノです。

ミラノは大都会でした。

ここで現地ツアーガイドの日本人○○さんにミラノを案内してもらいます。
イタリア在住28年とのこと、

スフォルツァ城です。
スフォルツァ城は、13世紀後半から15世紀にミラノ公爵として君臨したヴィスコンティ家とスフォルツァ家の居城です。
346.JPG

スカラ座
スカラ座はイタリアを代表する初代の宮廷劇場以来の伝統を誇るイタリアオペラ界の最高峰とされています。

その日はオペラのリハーサル中とのことでステージの中に入ることが出来ませんでした。

スカラ座の後方に「スカラ座博物館」があり、これまでに演奏された楽器、印刷物をはじめ、オペラに関連のある陶磁器、絵画、銅像などが陳列されていました。

ガイドの○○さんはオペラ好きに興じてイタリアに住み着いたとのこと。
352.JPG


スカラ広場の後方にはアーケードの入口があります。

1865~1872年にかけて建設された豪華な建物で、当時のイタリア国王に因んで「ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア」と呼ばれています。

十字型になっているガッレリアの中央まで進んだところで頭上を見上げると、4枚のフレスコ画が目に入ってきます。

これらのフレスコ画は、ヨーロッパ、アジア、アフリカ、アメリカの四大陸を表現したものです。

このアーケードをデズニーが真似をしたのです。
356.JPG


そのガッレリアを抜けると、我ら12名、誰もが感嘆の声をあげる壮大な景色が待っていました。
ミラノのシンボルになっている壮麗なドゥオモが姿をあらわしました。
358.JPG

ミラノのドゥオモはゴシック様式で造られています。

大きさでは、ローマのサン・ピエトロ大聖堂、スペインのセビーリャ大聖堂に次ぐ規模を誇っているとのこと。

1386~1813年にかけて建設されました。400年以上かかったそうです。

ドゥオモに入場する際は入口で荷物検査があります。検査をパスして先に進むと、荘厳な空間が広がっています。

奥行158メートル、幅93メートル、面積1万1700平方メートルという巨大な空間は4万人がミサを受けることができるそうです。
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パイプオルガンの練習をされていました。
足元から全身まで響き渡ります。

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ドゥオモの屋上に上がることができるとのことなのでチケットを購入して上がることにしました。
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ホテルへ帰るまでの自由時間。またまたVISAカードが活躍していました。

とうとう8日間のツアーも無事に終りました。

巡礼の旅に欠かせないのは、旅のよき道連れでしょう。12名の恵まれたツアー仲間に感謝です。

帰国後も、お互いのデジタル写真を送り交換をしました。

海外出張の多いKさん夫妻。仲良しのYさん親子。ハネムーンのHさん。食事のテーブルでは大いに笑わせていただきました。

この旅行記を書くに当たり、改めて楽しく過ごさせて頂いたことに感謝します。

イタリア全土が紀元前の歴史の上に成り立っていることを、改めて実感した旅でした。

塩野七生さんの本をまた読みたくなりました。

今 イタリアは財政が窮地に追い込まれていて、中国に大量の国債購入を要請したとも聞きます。

観光資源の上に胡坐をかくことなく、ルネサンス思想をまた開花させてくれることを期待したいと思います。

これだけのものを作り上げたのですから・・・・


安西節雄





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Last updated  2011.09.25 10:15:16
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