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カテゴリ:ドラマ系の感想
『加害者と被害者 人生最期の病院』
内容 8年前航平が 医療ミスで死なせてしまったのが 田中愛子の母であることを知った、航平 愛子のそばにいると、どうも落ち着かない。 そんななか遠藤紗綾は、社会的入院患者を追い出せと言う。 それは『病院にいる必要がないのに、個人駅事情で退院しない患者。』 金にならないからと言う。 その噂を聞いた、入院患者たちは大騒ぎに。。。。 そんなとき、患者の少年・池田マコト(沢木ルカ)が、 病院の階段から転落してしまう。。。 身寄りのないマコト。 どうやら、退院したくないからワザと落ちたと思われた。 翌日。マコトと同じく長期入院している河原のぶ子(佐々木すみ江)が、 突然退院すると言いだし、出て行ってしまう。 河原が身寄りのないことを知った航平は、 気になって仕方なかった。 そんな折、偶然河原さんを見かけ、自分の部屋へ。 河原さんと話をする航平。 別れた後、身寄りがなかったことを知らされ。。。。 敬称略 それにしても、一瞬でしたが。 診療科目が激減しているのには、驚かされました。 結局。このドラマ。 病院を建て直そうとしているのか? 航平が立ち直ろうとしているのか? それもと、医療ミス? はたまた、医療問題全般? 何をメインにやっているのか、よく分かりませんが。。 遠藤による『再建計画』は、粛々と進んでいるようです。 以上。 もう、、後は、書くことないや(笑) いや。。。。ね。。 これ、、なんて言ったら良いんでしょう。 今回のメインは。 こんな言い方は不適切ですが、ひとりの元患者が死んだだけ。 ですよね。 確かに、『追い出された』と言えなくもないが でも、ドラマの表現としての本質はそこではなく、 『身寄りのない人の死』ということで、 『生きる意味』『人は助け合い』を叫んでいる。。。。 ということだ。 のぶ子『生きている理由がないのに、 どうして、生きて行かなきゃならないんだよ 航平『河原さんには生きていて欲しいんです 人間はどこで生きるかじゃなくて、どう生きるかが大事だって 言ってくれましたよね 人って、そうやって知らない間に助け合って生きているんだと思います だから、こんなセリフが連呼されている。 そこに、『逃げるな』という言葉を。。。 で、ココから、現実から逃げずに 愛子に告白する航平である。 こうなってしまうと。 どこにポイントがあるのかが、まったく分からない状態。 結果的に、今回のお話は、 告白するための『きっかけ』にしか過ぎず、 それ以上にはなっていないのである。 そうなのである。 明らかに『追い出し行為』が忘れ去られ、 いつの間にか『告白』へとすり替えてしまっているのだ。 こうなってしまうと、このドラマ。 再建でもなければ、航平の立ち直りでもない。 医療ミス問題となってしまう。 だから、次回予告が、あんな感じ。 たしかに、航平は、過去から目をそらさず キッチリと向き合い、次のステップへと進む必要があるだろう。 じゃ、、、、 今までやってきた、航平の熱い行動は一体何だったの? ってことになってしまう。 本来は 気持ちがあるけど、出来ない何かトラウマがある。 そのトラウマを乗り越えて、次へと進むべきなのである。 が、航平の行動は違った。元々熱く普通に行動しているのだ。 私の中では、ココの部分に違和感を感じてしまっているので 『ナゼ今さら、そんな大混乱』を引き起こすのか?? と言うことしか、感じられなかった。 今まで、十分熱かったんだから、それで良いんじゃ? それじゃ、ダメなのかな? どうもこのドラマ、 今回で、目的も何もかもすべて 崩壊させてしまったような気がしてならない。 毎回同じコトを書いているが、 医療ドラマとして、1つのカタチとなっているし その意味では、満足感はある。 ですが、 目的を見失っている現状。 これは、かなり痛い気がしてなりません。 だって物語に『メイン』がハッキリしないと言うことですから。 なんか、 だんだん物語が、大きくぶれすぎているような。。。。 遠藤だってそうだし。。。 細かい小ネタなんかやらずに 医療ミスのことならそこに斬り込む。 退院患者なら、そこに斬り込む(ただし1人だけにする) と、、絞り込んで欲しかったものです。 これまでの感想 第3話 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年07月27日 22時23分31秒
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