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カテゴリ:ドラマ系の感想
『濡れ衣』
“濡れ衣~ガラス片の中の真実 内容 一ノ瀬(渡辺大)が、捜査1課に異動したため 検視補助官として地域課から永嶋武文(平山浩行)が、配属されてきた。 先日、現場で見覚えのある永嶋。 鑑識での仕事をしたことはないが気合いの入れ様に笑顔となる留美(松下由樹) そんななか、臨場要請が入る。 倉石(内野聖陽)らが、現場に到着すると、、、 所轄の刑事、福園盛一(草川祐馬)が出迎えてくれる...よく見る男だ。 被害者は、指定暴力団・紅竜会の構成員・山辺武司(土平ドンペイ)だという 見たところ、何らかの鈍器により滅多打ちされたよう。 室内には至る所に飛沫血痕があった。 直後に、組織犯罪対策四課の城野則夫(北見敏之)が現れる。 抗争中の敵対する組があるため、状況から見て“ヤクザもんの手口”というが、 倉石は、それを聞きつぶやく “オレのとは違うなぁ” 倉石は、状況から、棒状の鈍器による撲殺と断定し、 殴り倒した後、何度も殴りつけていると見立てる。 まるで何かに怯えるように、何度も、、何度も、、、息絶えてからも。。と。 犯人は、素人の可能性が高いと言う倉石。 そして奇妙なのは、鈍器の痕跡と思われる塗料が、室内に残っていたこと。 長い棒状の鈍器により殴られていると思われた。 “下手な見込み捜査は、しねえこった” やがて城野は、離婚したがっていた妻・明恵(冨樫真)に対し疑惑を抱いていく。 4年前、明恵が娘・恵美(荒川ちか)を連れ、山辺と再婚したものの、 生活費も入れず、金をせびっていた山辺。。。十分に動機はあった。 現在は、山辺から逃げ、兄・塩見謙三(菊池均也)のもとに娘と身を寄せていた。 だが明恵は、犯行は否認。 一方、西田(小林勝也)の解剖により、打撃の強さから見て犯人は男と断定。 そんななか、城野は、明恵の前の夫・木崎幸生(甲本雅裕)に目をつける。 木崎こそが、恵美の父であった。 7年前、事件を起こし、刑務所へ。。。。先月出所したばかりで、 現在は、近くの建設現場で働いていた。 そして建設現場から、山辺の血痕のついた鉄パイプが見つかる。 明らかに木崎は動機もあり、城野たちは取り調べるのだが、、、犯行を否認する。 捜査本部のやり方を聞いた倉石は、木崎ではないと断言する。 犯行に使われた鉄パイプ。。木崎が暴れたにしては、塗料の痕跡の位置が違うと。 犯人は木崎より身長の低い男だというが、 城野たちは、木崎と明恵の共謀であると捜査を進めていくのだった。。。。 そのころ、倉石は、、、木崎のもとに顔を出し、、、問いかける。 誰か、働いていることを知っていたのでは??と。 敬称略 今回から、新キャラ投入である。 流れからして、、、数字もだけど、、“テコ入れ”では決してない。 言ってみれば、 ネタフリをしてきた、一ノ瀬の捜査1課入り。。。 その表現と、、 倉石に、ある意味従順になりすぎている班の人間に緊張感を持たせるため。 もちろんその中には、立原との関係もあるのだろうね。 そんなところであろう。 もしかしたら、過去と重ねることもあるのかもしれないしね! お話自体は、2時間サスペンスだけでなく、 刑事モノなら、、、、“定番”と言って良いネタである。 1つは、、出所した男が疑われると言う事。 1つは、、犯行現場に詳細 そして“臨場”的には、立原以外のキャラが出てきた時は、 以前も、今回のような感じでしたよね。。。 そう。 定番ネタを、そこそこ練り込んでつなぎ合わせた...と言う感じのお話である。 今回は、 罪を犯し、罪を償ったはずなのに、誰にも信じてもらえずというゲストに、 “改心組”の、、、新キャラ。。。永嶋を重ねたのだろう。 倉石“世間が冷たかろうが、温かろうが 人に、どう見られようが、関係ねえ! まずは、あんたが、どう生きるかだろ! 償いって言うヤツも、そこから始まるんじゃねえのか” 留美“あなたの生き方を、必ず見てくれる人がいますよ” 新キャラと重ねるというコトをしていたため 若干、ポイントのズレのようなモノを少し感じますが ミスリードもされているし、こんなところでしょうね。 ほんとは、もっと色々描こうと思えば出来たでしょうが、 新キャラがいるんだから、、仕方ありません。 これ以上を求めるのは酷というモノである。 だからこそ 次回以降の課題は、今回のような人物紹介を少なめにしながら、 永嶋というキャラをどれだけ出していけるか? というところかな。 これまでの感想 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年05月19日 22時00分05秒
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