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カテゴリ:ドラマ系の感想
『最終回スペシャル!伝説の85歳老詐欺師
内容 ある路地で、男の刺殺体が発見される。 村雨(中村俊介)桜井(山口翔悟)須田(塚地武雅)黒木(賀集利樹)らは、 周辺への聞き込みへ そのなか、あるアパートで、村雨、桜井は奇妙な老人(大滝秀治)と出会う。 村雨たちが何も言っていないのに、“その時間は寝ていた”という。。 一方で、須田、黒木は、雑居ビルの非常階段で、凶器らしきナイフを発見。 鑑識によると、非常階段から、隣のビルへと飛び移ったようだった。 やがて、男の身元が判明する。元警察官の荻島吾郎(みやざこ夏穂) 生活安全課に所属していて、風俗店と癒着の噂があったらしい。 そんななか、ふたたび、、老人。。。増山吉雄のもとへと向かい話を聞く村雨。 増山の部屋から、現場が見えていたはず。。。と。 すると介護福祉士の大沢佑香(藤田麻衣子)に付き添われていた。 2年前、足を骨折して以来、大沢につき合ってもらいリハビリで散歩していた。 ただ事件のことを聞こうとすると、はぐらかす増山は、 後日、桜井ひとりで来て欲しいと告げるのだった。 翌日、大沢から聞き、増山が通っている銭湯へと向かう桜井。 ちょっとした身の上話をしているうちに、大沢が生活保護を受けていると分かる。 ただ金が無く、、支給される2日後まで、飲まず食わず。。。 話を聞いた桜井は、お金を貸すのだった。 “人を見る目はある” すると、、、増山は、“背の高い外国人だった”と話し始める。 その情報を得て、神南署に戻ると 安積(佐々木蔵之介)から、桜井は注意される。 増山から前科者だと聞いていたが、、、“詐欺師”だということだった。 前科7犯。“ペテンのマス”と呼ばれる伝説の詐欺師。 そう、桜井が得た情報は、全て嘘。作り話だった! すぐさま、桜井は増山の元へと向かうと、、、部屋にはいない。 パチンコ屋で、桜井が貸した5万を使って遊んでいた!!! 増山に対し怒りをぶつける桜井だったが、 “授業料だと思いな”と言い残し、飄々と去っていく増山。 一方、荻島が、派遣型の風俗店を開こうとしていたことが分かってくる。 落ちぶれた元警官。。。 過去に逮捕した女の子を、使おうとしていたよう。 そのリストには、、、、、大沢佑香の名前もあった! 近くガソリンスタンド店員の武井亮(泉見洋平)と結婚する予定で。。。。。。 敬称略 この世には、嘘と本当しかない。 良く見てれば、ちゃんと見破れる。 殺人事件の目撃者かもしれない老人 桜井は、その老人に気にいられるが。。。。 なんと、、、伝説の詐欺師だった!! 殺人を見たのか?それとも。。。 って感じですね。 ま、、、俳優さんから考えれば、そういう“カタチ”なのだろう。 そこに、桜井刑事の、、ふがいなさ。。。というか 一種の成長物語を描き込んだというところだ。 当然、安積班長と、村雨が、そんな桜井を見守りながら、 真相にたどり着いていくのは、 桜井のおバカさ加減があるから、逆に能力の高さをひきたて、 カッコ良く描いている感じだ。 面白いのは、証拠を隠滅しようと みんなで、いろいろな思いを描きながら、誤魔化そうとしていたことでしょうね。 必死になって庇う。 詐欺師ということもあるが、良い人情モノである。 どうしても消しきれない性(さが)。。。そして、どうしても隠していたい嘘。 “あの坊やに見抜いてもらいたかった” 大滝秀治さんに、上手く引っ張ってもらったお話ですね。 ほんとは、もっと色々あっても良いのだろうが、 こういう“経験”を。。。。というのも まだまだの桜井としては、悪くないエピソードである。 ドラマ全体を見て シリーズ2から、、1クールしか間を置かずに始まったシリーズ3 どうなるかと思っていたのだが、、、 ネタの善し悪しにばらつきはあるモノの、 この枠としては、良作揃いだったと思います。 基本的に今作、ベタベタな刑事モノ、事件モノではありませんからね。 刑事モノドラマのカタチを使った人情モノドラマ そう考えれば、ほぼ満点だろう。 ただし、気になったことは、山ほどある。 たとえば、、唐十郎さん、京野ことみさん、そして本仮屋ユイカさん 3人が、今シリーズから入ったにもかかわらず、 ほとんど、、、登場しなかった。 たしかに毎回出すのも無理があるのも分かるのだが、 安積班の面々を、もう少し深く描くモノと思っていただけに これだけの俳優さんを新加入しておきながら もう、、なんていうか。。。もったいない。。。。 いくつかのパターンを削除しているのだから、 もう少し、キャラを描いて欲しかったモノである。 ちょっと、、、事件、、物語を描こうとし過ぎて感じですね。 シリーズモノだからこそ、キャラの確立を優先すべきなのにね。。。。 物語が、良作、秀作揃いだったのは認めますが、 ファンから見れば、そこじゃないよね。。。。 悪くないから良いけど。 でも、そういうコトじゃないと思います。 シリーズモノには、シリーズモノの義務。。。描かなきゃならないモノがあると思います。 これまでの感想 第11話 第10話 第9話 第8話 第7話 第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年09月20日 21時11分31秒
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