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カテゴリ:英語教育
昨日の新中3のがっきー授業。 英語においては、現在完了の授業を行いました。 昨年度よりは、少し早い時期。
で、今回は、視野ということに重点を置いて この単元の授業を行いました。
現在完了の説明を終えた後、 僕は生徒にこう訊ねてみました。
現在完了があるのなら、あと何と何があるんだ?
過去完了!?
おぉ、いいねぇ。
未来完了!?
そうそうそう。
じゃぁ、それぞれ考えてみよう!
過去完了、未来完了について 僕がたまに誘導しながら、生徒たちに考えてもらいました。
中学英語の中には、現在完了しかないけど、 過去完了や未来完了と比べて頭に入れた方が 理解が深くなるだろ!?
はい。
僕はこの仕事をしていてつくづく思うのですが、 あることを人間が理解しようとするとき、 対象であるそれを見ようとすることは、もちろん必要です。 しかし、そればかりを見つめているだけでは、 見えてこないものもあるんですよね。
戦争のあった過去(歴史)を学ぶことによって 平和ということはどういうことなのかを考えるように、 対象とは逆の関係にあるものを見たり。
この記事内容のように、 類似する過去完了や未来完了にも目を向けたり。
僕が英語指導に力を入れているのは、 ただ単に英語という教科を見て、 英語スペシャリスト軍団を作るためではありません。 英語をどこまで追究するかは、生徒自身が決めていくこと。 英語を理解しようとすることは、 母国語である日本語との違いを知るということ。 言い換えると、 日本語が飛び交うのが当たり前の環境で 感覚として身に付いた日本語を 頭で確認し、そこに理解を乗せる必要があるということ。 僕はそこに英語指導の意味を最も感じるんです
どこを見るか?も、もちろん大切だけど、 どこまで視野に入れるか?も、とても大切なこと。
新中3生、なかなかの視野になってきたかな。
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Last updated
2010.03.16 13:43:53
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