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テーマ:あの本、おぼえてる?(347)
カテゴリ:あの本、おぼえてる?
本日は、トム・クランシー。特にジャック・ライアン。他の共作ものは、文章のせいか、最後まで読めた事がない。
しかし全部ベストセラーだし、一つにくくる事もできないな。 と、言うわけで、今日は、ダラダラと書いていきます。お好きな作品にコメントを下さいませ。(本日、土曜の代休のはずが、クーラー点検の立ち会いで、私だけ出勤。疲れ気味です。) 「レッド・オクトーバーを追え」潜水艦の亡命もの。米ソの駆け引き、潜水艦対水上艦、潜水艦同士の争い。 「愛国者のゲーム」アイルランド問題から出てくる、テロリズムの問題。イギリス王室の内幕も面白い。 「クレムリンの枢機卿」ずばりスパイもの。ソビエトの政治体制や、スターウォズ兵器。ロシアのアフガニスタン侵攻や、ムジャヒディン(イスラムの兵士)等が登場。 「いま、そこにある危機」麻薬とコロンビアの麻薬カルテルの話。アメリカ大統領が、麻薬問題を「いま、そこにある危機」と認定して、軍隊を投入すれば、どれだけの事ができるか。 「恐怖の総和」核によるテロリズムの話。そして、ライアンはホワイトハウスの政治的争いに巻き込まれ、効果的な手が打てなくなっていく。 「日米開戦」経済紛争から、日米間で開戦。日本が大陸間弾道ミサイルを装備し、アメリカを脅迫する。政財官の一部が、自衛隊を巻き込んで、だまし討ちで始める。このあたりの処理が上手い。日米で戦争が始まるなら、こんな、形しかないな。 そして、衝撃のラスト。 「容赦なく」ベトナム戦争当時、アメリカ国内の麻薬汚染と北ベトナムの捕虜収容所。ジョン・クラークが麻薬売人達を襲う。そして、北ベトナムへの潜入。CIA公式「アイスマン」の誕生までの話。 「合衆国崩壊」日米開戦の衝撃のラストを受け、われらがジャック・ライアンは、アメリカ合衆国大統領になる。国内の政治、政府の再建、家族への襲撃、エボラウィルスによる生物兵器攻撃。そして、イスラム連合共和国との戦争。 日米開戦-合衆国崩壊-戦争勃発と続く戦争3部作の中では、一番、おもしろい。悪役が良くできているから、どんどんやっていっても、心苦しくないのよ。 「レインボー・シックス」国際テロリストに対抗して、NATO傘下に、多国籍の対テロリスト部隊ができた。その名は「レインボー・シックス」隊長は我等がジョン・クラーク。いくつかのテロの場面とその鎮圧は、さすがにトム・クランシー。うまいもんだ。 「大戦勃発」ジャック・ライアンは、大統領職にも自信を深め、次の敵国は中国。中国の対応が馬鹿みたいだったが、最近の騒動を見ていると、対国内向けに、国外に対して強硬に出るのが小説そっくり。 それにしても、アメリカの戦争好きが丸見えになる。 「教皇暗殺」最近、亡くなったヨハネ・パウロ二世に対する暗殺と、それを阻止しようとするジャック・ライアン。暗殺計画を知ってしまったKGBの職員が亡命を求めてくる。米ソ冷戦の時の、ソ連の衛星国の雰囲気が伝わってきます。 それぞれ良くできているし、微妙に味が違う。興味がありましたら、最初のレッド・オクトーバーからどうぞ。 「レッド・オクトーバーを追え!」DVD ※1 昔から行っております、トムクランシーのファンサイト。労作です。 ジャック・ライアン(トム・クランシー)百科事典」 ※2 一つだけ、気になるのが、レッド・オクトーバーに乗り込む時の、ジャック・ライアン。シリーズの他の部分比べて、迷い無く行き過ぎる感じがするのですが。 人気blogランキング ←今日は21番、一喜一憂するのもどうかと思うが、気になるもので・・・。一つ押して下され。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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