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テーマ:釣り好きの人集まれー(7897)
カテゴリ:トラウト
さて、サケの漁獲量は置いといて、釣り人だけは好調な声が聞こえてきます。
ではどんなルアーカラーが釣れるのでしょうか? 釣れるサケ釣りルアーの色の選び方。オホーツクはブルー系が釣れる?ルアーフィッシングのサケ釣りにおいては、ルアーの動き、色、タコベイトのサイズや色、餌の種類などなど細かいことを言ったらキリがないのですが、今回は皆さんが大好きなルアーの色に焦点を当ててみましょう。いつの頃からでしょうか。 オホーツクにはブルーが効くともっぱら噂になったことがあるのですが、その真相を確かめるべくこんな記事を書いたことがあります。 ●関連の人気記事 何でオホーツクのサケ釣りルアーはブルーなの? 記事の内容はあくまでも私の仮説が主体となっているのですが、オホーツクエリアのサケはロドプシンと言う、夜間視力が成り立つ物質が多くあり、日本海の厚田などに比べると波長の短い物を感知しやすい目であると言えると思います。 故に、オホーツクエリアでは波長の短いブルー系のルアーを認識しやすいサケが多く、ブルーがより多く釣れる可能性があることを書いてあります。 いや、色ではなく反射するコントラストだサクラマス関連で書いたのですがね、ウロコが反射する光のコントラストなんかもトラウトでは有効かもしれません。●関連の人気記事 実はサクラマスが釣れるルアーは色、関係ないの? 魚をキラキラさせる原因である小さな鏡(グアニン結晶板)は、単に光を反射するだけではなく、ある程度透明性も有し、水に囲まれた空間で鏡が周期的に配列することがキラキラを起こす本当の原因だそうです。 このグアニン結晶板は太陽光のもとで魚が隠れる際に利用しているものなのですが、あの魚がギラギラする原因の一つでもあるのです。 アワビカラーと言うのは真珠層って言う光沢を帯びた層が何層も重なっているので複雑な色をしています。 魚(ベイト)として見る上で重要なのはパット見える色より、魚が持っている独特な複雑なギラギラ感とそのコントラストが重要な可能性があります。 グアニン結晶の反射板の間隔は環境に応じて変化するので、魚が興奮状態なんかでも色が変化したりするそうです。 そう考えるとアワビカラーと言うのも一つの選択肢に入れてもよいかと思います。 時代はグローでしょ?ここ数年グローを吹いたカラーが増えてきましたね。理由はそれなりにあります。 ルアーの塗布されているグロー塗料が発光してる波長が可視光で言うなら550nm前後の光を発光しているからだと思うのですが、その色と言うのは黄緑色となります。 何故、グローのルアーに反応するのかと言うと、特にサケはこの550nm前後の波長に対して視運動反応率が最大とされているからだと思います。 その蓄光と言うのはそもそも太陽光や紫外線を吸収して、また他の可視光として放出するのがその原理ですね。 サケはその光に反応・認識している可能性があり、その結果釣れると言うことに繋がっている。
と言われても不思議ではありません。 サケ釣りルアーは赤系の選択肢しかないよね?ド定番のカラー、忘れてませんか?と言う方のために後押しする記事をご紹介。 ●関連の人気記事 サクラマスは色を認識している。学術から見るルアー選び。 これ、サクラマス用に大変貴重な論文を参考に書かせていただいたのですが、実は論文内ではシロサケのことについても書かれておりまして、 シロサケは525nmの波長に最も視運動反応率があったことが書かれておりますが、約625nmの波長、すなわち橙色~赤色にかけても反応率が高かったことがこのグラフでわかると思います。 と、言う事は赤色のルアーにも反応する可能性が高いという事が想像できるかと思います。 ただですね、最近はチャートやグリーンなども流行りのルアーカラーで、このグラフを見る限り525nm(緑)の反応も高いことがそれを後押ししているようにも感じています。 まとめさーて、どうでしょう?なんとなく釣れるイメージが湧きましたか?私はフラッシングを重要視することが多く、ダイヤカットのシルバー系使用が多かったりします。 でもね、何だかんだでお気に入りのカラーってありますので、自分の選んだカラーを信じぬいてキャストをすることがキープキャストに繋がり、釣果を伸ばせるかもしれませんね!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.09.21 09:18:34
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