古典的学習法の勝利か! 後発開発途上国の生徒たちの学習法
東ティモールの1学期末試験2日目。けさも開館時刻まえから、図書館は満員。かってに入ってきて、電灯をつけて勉強しはじめます。わたしは定時出勤ですが、東ティモールの習慣で定期考査中は早朝登校します。一夜漬けどころか、「試験前にチョロッと勉強法」です。 ↑ さくじつは、試験中はコンピューター・インターネットコーナーががら空きだと報道しました 一方で、教科書とノートで地道に勉強している生徒たちがたくさんいます ノートに付箋を貼って要点を書きつけます 「要点まとめメモ帳」をつくっている生徒もいます ↑ 分厚いノートで勉強中 閲覧机が満席なので、図書館の視聴覚室に勝手に入ってきて、勝手に冷房をONにして勉強しています 図書館の視聴覚室もどきの机と椅子は、神奈川県の栄光学園さまからいただいたお古をつかっていますが、教室サイズにぴったりです ありがとうございます ↑ 東ティモールは、世界でも指折りの後発開発途上国です だけれども、勉強をする環境を整えて、きちんと教えると生徒たちは勉強するようになり、頭がよくなってゆきます 生徒たち自身も「勉強して理解できる」ことに楽しみを感じ、こうやって勉強するようになります 栄光学園さまからのお古の机や、生徒たちが使っている教科書も、日本のみなさまからのご寄付で購入したり印刷したりしています このような援助のお陰で、生徒たちは勉強して賢くなってゆくことを実感しているようです 先生たちがやる気を起こすように、学期ごとに特別手当を支給していますが、これも日本のみなさまからのご寄付で実現できています ありがとうございます