ファトグラナ集落の文殊の知恵
昨晩はインターネットにつながらなかっ たので、けさ準備していたものを掲載します。 けさ8時、ファトグラナ集落へ死者の祝福にでかけました。ファトグラナはウルメラ村の秘境です。電気もまだきていません。薄暗くなって家に戻ってくるときには道に迷い、心細かったです。死者の祝福がおわり、儀式に使った香炉をカテキスタに渡しました。死者の祝福では、亡くなった方への尊敬のしるしに香を焚きます。そして、聖水を注ぎ、祈りを唱えます。魔術師になったようですが、人びとはまさにそのように受けとめているようです。これが、当地での一般的な葬儀です。基本的には埋葬は、自分たちだけでおこないます。けれどもその時は、lulikという霊媒師が世話をすることが多いです。 ↑ 香炉の中の炭を脇に捨ててもらうために、香炉を渡しましたがなかなか戻ってきません ようすを見に行ってみると、香炉を吊す鎖が縺れていてそれを寄ってたかってなおそうとしていました 最後には、縺れもなくなり、すっきりしました ↑ 亡くなった方の家 まだ若いお母さんでした インドネシア領西チーモールのアタンブア市の人で、インドネシア時代に結婚してこの集落にきたそです こんな感じでインドネシア時代に結婚した人には、相手が現在のインドネシア領出身の人も多いです わたしが東ティモールにきた頃は、家族が亡くなったときはパスポートがなくても村長さんと警察署の手紙があれば国境を越えられると聞きましたが、いまはどうでしょうか ちなみに聖イグナチオ学院のフランシスコ先生には3年ぐらいまえに、インドネシア領フローレス島からお嫁さんがきました たので、けさ昨日準備したものを掲載します。