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BL駄文・華は夜ひらく

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世界征服執行委員会 ウメザワ暗黒卿さん
わたしのブログ ミルク4659さん
2009年08月06日
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BL小説です、興味ない方、嫌悪感を抱かれる方はご遠慮下さい。
18禁です。

客旅(かくりょ)18
服を着替えるあいだ和樹さんはお風呂に浸かると言って内風呂に向かった、けれど前の戒めはそのままでジーンズを履くのは辛いけど自分で決めたことだから我慢する、この我慢もなんだか善く感じてしまうのは体を変えさせれてるって事んだと思う。
ジッパーを上げる感触が善すぎるけれどこの状況はイけない、けれど癖に成りそうだ。

「顕一、お待たせ準備できた?」
「あ。。。はい。。。」
「そう、いいねそれも、そそるよ」
「や。。。和樹さん。。。触らないで。。。」

縛ったあそこ以外がとても敏感で軽く触れれだけでゾクリとしてしまう、それをわかっていて触ってくる和樹さんの手が優しく頭を撫でて来たけれどそれでも今の僕には刺激が強すぎてそこにへたり込んでしまった。

「一度出すか?これじゃ家まで辛いだろう?」
「いえ、平気です。。。はぁ。。。帰りましょう。。。」
「いいのか?」
「はい。。。」

そう、これでいい、僕はいや、この体は和樹さんのものだからもう誰にも触れさせない。

「では時間だ戻ろう、鞄は私が持とう立てるかい」

手を差し伸べてくれた、そして僕の荷物と自分のを持って僕を支えて歩いてくれる、玄関に向かうと女将さんと担当の仲居さんがお見送りをしてくれたけれどそれどころじゃない僕は早くと思うけれどそれは叶いそうにはないもう僕の耳には何も入ってこない、唇が動いているけれどなにをはなしたかも分からない。

「ではまたのお越しをお待ち申しております」
「お世話に成りました」

見送られて車に乗り込むと度ドアを閉めてシートを倒してそれに身を預けるとため息をついた、これで少しは楽でいられるだろうか?
乗り込んだ和樹さんが僕の股間に触れるとジッパーを下ろして中のものを取り出す、僕その行為に身を硬くする。

「どう?これで少しは楽だろう、こんなに濡らして苦しいだろうに。。。」
「はぁ。。。ありがとうございます。。。少し楽になりました。。。」
「そう、けれどこんな姿を誰かに見せるわけにはいかないね、これを羽織るといい」

それは和樹さんのコートだった、手触りがよくてとても高級なものだと僕のような服に詳しく無い者にでも分かる、こんなの汚せない。

「駄目です、汚れてしまう。。。僕の上着で十分です」
「いいのだ、君に汚されるならね、それにクリーニングに出せばいいだけのことだ」
「でも。。。」
「でも。。。は無しだよいいね、それを掛けて。。。」

和樹さんの好意に甘える、暖かくて肌触りがいいけれど僕の体液で汚れてしまうのはやっぱり惜しい、でもそれは止められないからこれは弁償出来るかな?なんて思ってみる。

「ふぁ。。。あ。。。なに。。。なんで。。。」

体に掛けたコートの上から擦られる、言ってる事とやってることが違うんじゃないだろうか?コートの襟元を掴んで少し引き上げると顔を覆うようにすると声を殺してその快感をやり過ごす。

「な。。。はっ。。。はっ。。。やぁ」
「いい反応だ、信号だからね、君を慰めてあげよう」
「うっ。。。ふうっ、痛い。。。和樹さん。。。」
「痛いだけじゃ無いだろう、こんなにここを張り詰めて女将さん達の視線に晒されて感じてたのは誰だろうね?」

残酷だけどその言葉は僕の体を愛撫するみたいだ、全身がその言葉に反応してる、そして下肢は痙攣を始めた。
なんて善いのだろう、イキたいけれどいけない、いや、イッタけれど厭らしい露が滴り落ちるだけでイッタという感覚は無い、車の中でこんな風にイカさるなんて思いもしないし、和樹さんのコートと車のシートを汚してしまった。

「ごめんなさい」
「なんで誤るの?シートは皮だからね、拭けばいい気にすることじゃない」

車は信号が変わって走り出す、けれど縛ったそこはまだ疼いたまま、流れ落ちる体液の感覚だけもまた立ち始める。

「顕一、後のシートに移動しない?その方が君の為だ、苛める積もりも無いからね、その格好じゃ辛いだけだから横になれば少しは気も落ち着くだろう」

よく言うよ、そうさせたのは和樹さんなのにそれなら最初からその様にしてくれればいいのにと思うけれど彼の隣で嬲られながら横たわるのも悪くない、だからその提案は却下してみようか?どんな反応が返ってくるかな、なんだか徐々に違う人間になってるみたい。

「はぁ。。。はぁ。。。和樹さん良いのこのままで僕を嬲って下さい、変に成るまでして下さい。。。」

コートを落として僕の恥ずかしい場所を曝け出すと自分でそれを抜き始める、肉とは違う帯締めの感触に戸惑いながら張り詰めたそこと亀頭を交互に触れる、信号で止まるとコートを拾って掛けてくれる。

「君は気付いていないけれど隣のバスから丸見えだ、私以外にそんな可愛い姿を見せないで欲しいよ」

そういわれて閉じていた瞼を開けて外を見ると横には観光バスが信号待ちをしていた、客は乗っていないようだけれど運転席からは見えるような位置にいた。
手が思わず止まる、和樹さんを煽る積もりだったのに夢中で周りのことが目に入らなかった、見られちゃったかな?

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最終更新日  2009年08月06日 04時02分36秒
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