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カテゴリ:焦れる僕を満たして欲しい
BL小説です、興味ない方、嫌悪感を抱かれる方はご遠慮下さい。
18禁です。 実情5 全は僕の上に馬乗りに成って僕を押さえ込む、怖くて思わず手を振ったら全の顔にヒットしてしまった。 「ご。。。ごめん。。。」 「誤るな、偶然なんだろう俺が怖い?」 「全。。。」 なんだ今日の全はおかしい、きっと昼間の彼ならば殴り返して来たか強引に抱いて来たに違いない、薬を使ってまた犯されかも知れない、それなのになぜにこんなにも優しくて顔は泣きそうで今までにこんな顔は見たこと無くて僕は動揺した。 手を伸ばして全を抱き締める、そして額にキスをする、なんでこんなことをしたのか分からないけれど僕自身がそうしたいと思ったからした。 「全。。。なんで最後なの?」 「お前は愛人で居たい?」 なんでそんなこと聞くのかな、愛人だって宣言したのは全じゃなかったのか、だけど僕の心は愛人なんて嫌だと何時でも思っていた和樹さんが現れてからは愛人なんて辞めてしまいたいって思った、そう、和樹さんだけのものになりたいって思ったから全から離れたいって思ったのになんでいまに成ってそんなことを言い出すんだろう。 「俺の恋人に成らない?」 「全。。。結婚するんでしょ、だったたらそんなの必要ないじゃない、全に佐伯先生が居るように僕には和樹さんが居るんだよ、今更、恋人だなんて何を考えてるの?」 分からない全の心が僕には見えない。。。 今度は僕が抱き締め返された、そしてパジャマのボタンを丁寧にして行く、「同情なのか」と心の中で呟いて最後と言うのならば抱かれてもいいのではないかと思った。 「全。。。僕を抱きたいの、これが最後なの?」 「ああ、凄く抱きたい、お前を抱いて充たされて思い出に出来るならそれで本望だよ」 なんだか最後の別れようだと思った、全が消えて無くなるんじゃないかって漠然と思った。 「いいよ、全のしたいようにしてよ、でも、僕を抱いたらなぜ、なのか理由を聞かせてそれが条件だ」 「話すよ、だからもう、黙って」 唇を塞がれた、なんだか懐かしい味がした、それは首筋をたどった、手は乳首で揺れてる、全に教わった快感が僕を満たす。 「や、はぁ、あああ」 「敏感だね、こんなにしたのはアイツなの?」 和樹さんの事を言っている、仕込まれたのは確かだけど初めて仕込んだのは全の手管だったのに彼に嫉妬してる全が可愛く、僕は愛撫を続ける全の頭を抱いた。 びっくりしたように体を竦める全は本当に知らない人のようだった。 「全、続けて全ので満たして。。。」 触れる唇が敏感な場所を探り当てていく、そこは全が僕に教え込んだ場所だ、確かに和樹さんにされるよりも敏感に感じてしまう。 「顕一、俺以外の誰かを今は思わないで俺に集中して」 「あ、うん。。。」 「分かった?俺の名前を呼んで。。。好きだと言って。。。」 喉仏の辺りを吸われた、なんだか初めての感覚で戸惑ったけれど気持ちいい。 「全。。。全を僕の中に。。。君を忘れない様に僕に残して」 本当にこの世から去る様な恋人に言うみたいだと思った、全はどう思ったのかな、聞きたくなるけれど今の状況でこれを尋ねるのは凄く無粋だと思った。 足を開いて肩に着くほどに腰を折られる、奥が見えて恥ずかしい、最初はどうだったかな、最近だけどとても懐かしい感じがした。 僕が全だけを思っていたあの頃に戻ったのなら僕は全力で全を愛したかな、和樹さんが現れなかったったら愛人から恋人に成れていたかな、切ない思いが心を埋め始める、やっぱり僕は全を愛して居たんだ。 ローションが後に垂らされる。 「あっ。。。」 「冷たい?我慢して傷つけたく無いって言ったのは嘘じゃないから」 「うん。。。」 指で中まで塗り込められる、気持ち良いけどなんだか変な感触なのは変わらない、全の指が中で動くのが分かる、最奥の一番敏感な場所を見つけられて触られる。 「ああ、やっん。。。」 「ここだね、顕一のここが良いんだろ、他の誰かに触られたのは腹が立つけれどここが君の好いところなのだから仕方が無いよね」 「あ、はぁあ、だめ、そんなにしちゃ、出ちゃう、ひゃ、はっつふっ」 にほんブログ村←ランキングに参加しています、バナークリック宜しくお願い致します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年08月18日 03時36分30秒
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