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カテゴリ:道に落ちていた男 野瀬寛の想い
BL小説です、興味ない方、嫌悪感を抱かれる方はご遠慮下さい。R-18
従順に成った彼、抗って欲しいと言う願望は有るがここで騒いで警備員がこれば二人は終わる、泣き叫ぶ彼の姿は私だけが楽しめばよいのだ。 今はこの身体を味わう。 床に横たえ、服を脱がす、男にしては肌理の細かく滑らかな肌、しかし、女性とは違う筋肉が程よく付いていて申し分ない。 蒸気し、乱れる息が私を誘う身体に吸い寄せられ、唇を寄せた。 至福の瞬間、微かに聞こえる声は掠れ口だけが動いた。 「止めて下さい、お願いします」 「止めても良いのかな、ここはそう言っていないがね」 濡れそぼる下着のラインに沿って指で臨模すると震え身を抱いた。 「どうだ、感じるだろ?もっと良くなる」 「嫌です、お願いします」 泣き出しそうな声が私を昂ぶらせる。 「ここを自分で慰めるのだろ?それとも想う女に挿入するのか?」 自分の言葉に粟立った。 鴻山が想う女、そんな人物が彼に居るのだろうか、しかし、年齢を考えれば居ても可笑しくは無い。 そんな思いに憎悪が渦巻いた。 「女、はぁ、女なんて居ません」 「触れた事は?」 聞きたい知りたい、この男の全てを私のものにしたいという衝動、鎖骨に舌を這わせ、弄る中心は未だに下着の中、苦しそうにしている。 「答えないか?さあ、答えなさい」 舌を脇から肋骨に這わして吸うと桜色の痕が残る。 私の痕、そう、私の持ち物である証を刻み込んでやるのだ。 「はぁ、触れた事など。。。あ、有りません。。。」 どこか安堵に似たものがさっきの憎悪を押さえ込む。 腹の周りに唇を落とす。 震え、上下する腹筋が美しいと思う。 下着を一気に引き剥がす。 そそり立つ男、蜜を零して濡れている。 「そか、ここは何も知らないのか、自分では触れるのだろ?」 顔が恥じらい頷く、抵抗してはならないのだと感じ取ったのだろうか、それとも脱がされ弄られる事が好く思え始めたのだろうか。 膝を曲げさせ、足を開かせ、付け根と太腿を吸ってやるが、肝心な場所にはまだ触れない、焦らし、触って欲しいと懇願するまで焦らし尽くす。 「や、あ、止めて下さい」 「さっきからそればかりだな」 「嫌なんです、そんな事。。。俺は、あ、や、止めて」 泣きそうな声、もっともっと泣かせたい。 反射的に閉じる脚を広げて睾丸に唇で触れると中心が硬度を増すのが分かった。 面白い。 高鳴る鼓動、私はとうとう、彼の中心に舌を這わせた。 耐える声が心を揺さ振る。 ![]() にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年01月09日 16時10分33秒
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