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2017/01/22
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おはようございます。
いつもありがとうございます。
毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。


若者に健康オタクが増えているそうです。
体に対する投資意識、周りとのつながり意識、ほどよいアピール意識などの心理背景が反映された事象だそうです。
美意識が高く化粧により清潔感ある自分を見せることなど、他人と違う自分をさりげなくアピールするためでもあるようです。


健康状態をよくして健康寿命を延ばし、医療・介護費を激減するのは簡単ですが、国民皆保険に甘えて世界一医療に過剰期待している健康意識、ヘルス・リテラシー、自己責任意識が低く、依存体質の国民と既得権益を確保したい業界の2つの壁に阻まれて実現できていません。

世界188カ国を対象に、1990年以降の健康状態の変化を分析する「世界の疾病負荷研究」によると、2013年の日本人の健康寿命が男性71.11歳、女性75.56歳で世界一だったそうです。

日本の健康寿命を縮めている原因
 1.不健康な食事
 2.高血圧
 3.喫煙
 4.運動不足
 5.肥満
 6.高血糖(空腹時血糖値)
 7.アルコールの乱用
 8.環境汚染
 9.高コレステロール
10.職場のストレス

死因危険因子日本.jpg

厚生労働省の平成25年国民健康・栄養調査結果によると、30代で運動習慣のある人は12.9%、40代は16.6%、50代は20.7%で、減少傾向にあるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。
天皇、皇后両陛下は、皇居御所の庭を約1キロ散策することを日課とされておられましたが、2年ほど前からスローランニングを取り入れられ、50段程度までは階段をお使いになっておられるそうです。

・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)

健康投資.jpg

国を挙げて健康に取り組む韓国 韓国人は健康維持に出費惜しまず

日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率の最下位で、驚くほど低率です。
健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。

世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国です。



予防意識.JPG

機能・気力・体力・活力の変化1410.jpg


また、医師の47%は病人(2014年日経メディカル調査)で普通の国民と変らない現実は、医師は病気治療のプロであって健康維持・増進のプロではないことが分かります。

長期的不調.jpg

慢性疾患.jpg

・人生で今日が一番若い。
・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)
・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)
・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)
・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)
・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)

医療費抑制、「健康寿命」を延ばしたい
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個人的には超健康マニアになって30年間で、歯科、怪我、検診以外には医療機関にかかった記憶がありません。
また、私のクライアントもQOL(生活の質)が上がり、医療費は減っています。

病院がないほうが死亡率が下がる! 著効がある劇薬!
 国民の健康状態をよくして医療費を減らす著効を見せるこんな最善・劇薬があります。
 市民の病気予防意識が目覚めて、生活習慣を改善したことで実現したわけです。
 市の財政破綻により市立病院が無くなり、街から救急病院が消えた夕張市。
 高齢化率45%のなか悲惨な現実が待ち受けるかと思われたが、結果はその真逆だった。
 死亡率、医療費、救急車の搬送回数、全てが下がった。

1972年、コロンビアの首都ボゴタで、全ての病院が、救急救命以外の全ての科で、52日間の医療ストライキをしたら、死亡率が35%減った。が、ストライキが終わったら、死亡率が元に戻ってしまった。
 
1973年、イスラエル全土で、全ての病院が、救急救命以外の全ての科で、医療ストライキをしたら、全国の死亡率が半減した。しかし、ストライキが終わったら、死亡率が元に戻った。 (エルサレム埋葬協会)
 
1976年、アメリカのロスアンゼルスで、17の病院が、救急救命以外の全ての科で、医療ストライキをしたら、手術が60%減り、死亡率が18%減った。が、ストライキが終わったら、死亡率が元に戻りました。

現代医療の神は、死に神である。病院は、死の教会である。救急救命以外、9割の医療が、地上から消えれば、人類は健康に生きられる。病院はストを行えば良い。それも永遠に続けば、更に良い。これは、アメリカで、良心の医師と、未だに称えられる、故・ロバート・メンデルソン医師の言葉です。


終末期医療専門医の著書「死ぬときに後悔すること25」によれば、後悔の1位は「健康を大切にしなかったこと 」で、死ぬ時に気がついても後の祭りで間に合いません。
また、55~74歳の男女1060人に聞いた「リタイア前にやるべきだった後悔」の健康部分の第2位が「スポーツなどで体を鍛えればよかった」なので、後悔しているなら今からやっても十分間に合います。


一方では、長期戦略の苦手な日本は1961年からの国民皆保険制度で発展して50年以上経過した日本の西洋医学は国民の健康増進には貢献できず、50年間で医療費は国民所得比で3.54倍にもなっています。
1964年から健康増進政策を開始して50年経過しても国民の健康状態は悪くなる一方という実に情けない厳しい現実があり、2014年の人間ドックの「A(異常なし)」+「B(軽度異常現在心配なし)」がわずか6.6%という非常事態で、過去の日本の健康増進政策を整理すると、

◆1964年 東京オリンピック
  体力つくり国民運動
◆1970年
  保健栄養学級の開催
◆1978年
  第一次国民健康づくり政策
  成人病予防のための1次予防の推進
  健康診査の充実
◆1988年
  第二次国民健康づくり政策
  アクティブ80ヘルスプラン
  運動習慣の普及に重点を置いた健康増進事業の推進
◆2000年 
  第三次国民健康づくり政策
  21世紀における国民健康づくり運動 健康日本21 
  一次予防の重視と健康寿命の延伸、生活の質の向上
 ・2003年5月
  健康増進法施行
 ・2006年4月
  介護保険制度を予防重視へ
 ・2008年4月
  特定健康診査・特定保健指導
  5年間の改善成果はわずか0.2%
 ・2011年4月
  スマートライフプロジェクト
  健康寿命をのばそう
◆ 2013年
  第四次国民健康づくり政策
  第2次 健康日本21
  健康寿命延伸・健康格差の縮小
 
この40年で、
・心筋梗塞
 米国は35%減少
 日本は1.6倍
・ガン
 米国は1994年から減少
 日本は3倍
 

ポール・ゼイン・ピルツァー氏は、これまで数々の予言を見事に的中させてきた世界で最も著名な天才経済学者です。

彼は、著書「健康ビジネスで成功を手にする方法」にて
以下のように鋭く指摘しています。

●医療産業と健康増進産業は別産業

☆医療(疾病)産業:一般的なカゼから悪性腫瘍まで、病人に対し、「受身的」に提供される製品・サービスで、病気治癒ではなく、高利益の症状対処に専念。
☆ウェルネス(健康増進)産業:健康な人(病気でない人)が、より健康、老化遅延、病気予防するために、「積極的」に提供される製品・サービス。

▼病気を生み続ける医療業界
 ・医療業界は、食品会社よりはるかに悪質
 ・医者は製薬会社の標的
 ・病気の原因や治癒ではなく、高利益の症状対処に専念
 ・製薬会社は悲惨な食事ででる症状に効果のある危険な薬を飲ませる

▼メディアは情報不足で無力
 ・しかも主たる広告主は食品・医療産業
 ・政府も同様に情報不足で無力

このように医師は病気治療のプロですが健康増進のプロではないので、医師も健康維持・増進のために的を射た本当によい生活習慣はあまり知らず、実践もしていないようで、医師の約半数がすでに病人で、普通の国民と変らない残念な現実があります。

医師の半数が「常用薬あり」の病人(2014年日経メディカル調査)
医師の8割が“不養生”を自覚 「自分の健康に注意する時間と心の余裕がない」
医師の乱れた食習慣の実態 やめられないジャンクフード、菓子と酒
医師の不養生 運動する時間があれば眠りたい 過労が運動不足を生む悪循環
医師の4人に1人がアルコール依存

長期的不調.jpg

慢性疾患.jpg


「新厄年」の健康リスク対策」によれば、要支援・要介護の原因となり、健康寿命を損なう7大疾患の75万人以上のレセプトデータから抽出した科学的な分析結果から導き出した現代日本人にとって「本当に危ない年齢」としての新厄年が出ています。

新厄年は、
・男性:24歳、女性:25歳
・男性:37歳、女性:39歳
・男性:50歳、女性:52歳
・男性:63歳、女性:63歳

私は的を射たよい生活習慣のおかげで何事もなく新大厄年63歳を健康なまま通過して5年になります。

健康寿命を損なう7大疾患と8つの健康習慣は以下のようです。

7大疾患
・虚血性心疾患
・脳血管疾患
・糖尿病
・骨粗鬆症
・変形性膝関節症
・ガン
・認知症

8つの健康習慣
・抗酸化食品をバランスよくとる
・「糖化」を防ぐ
・「石灰化」を防ぐ
・骨・関節成分を補う
・適正体重に近づける
・SOD活性を高める軽いエクササイズ
・趣味に親しむ
・健康リスクを把握する

超健康マニア暦29年の私からすると物足りないですが、健康管理に努めている人はお互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。

7大疾病の年齢リスク.jpg

私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。


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****************************【以下転載】****************************

「健康のためにおカネを使うのは、ある程度年齢を重ねた人たちだ」

従来のマーケティングでは、それが常識とされていた。しかし、1997年から3年ごとに日本の消費者のトレンドを追いかけている野村総合研究所「生活者1万人アンケート調査」の直近の結果では、「健康のためにおカネをつかう」という若者が増えているという。

時系列の大規模アンケート調査をベースにまとめた『なぜ、日本人は考えずにモノを買いたいのか?』を上梓した著者が、現代の若者が持つ心理と、求められるマーケティングの方向性を解説する。


伸びる健康消費、体に投資する若者が増えている

「休日や早く帰ることができた日は走っていますよ。実は、皇居ランナーなんです。近くでロッカーやシャワーをレンタルすることができて便利ですよ」

「一人暮らしなんですけど、自宅にホームジムという筋トレ器具が一式あります。買ったらやらざるをえないので、思い切って買いました」

若者と話をしていると、このような話をよく聞く。学生の頃は部活やサークルで運動していた人でも、社会人になると運動する機会が減るものだ。そのため、自身の体型維持のために空いた時間をうまく活用して運動をしたり、意識的に健康的な食事を心掛けているという。

若者の間で健康消費が伸びていることは定量データからも明らかになっている。私たち野村総合研究所が3年に1度実施している「生活者1万人アンケート調査」結果を分析してみると、積極的におカネを使いたい分野として、医療・健康関連費が大きく伸びていた。若者の趣味としても、「スポーツ・フィットネス」が伸び、利用している施設やサービスでは「スポーツジム」「マッサージ」「スパ」などが伸びている。体を鍛えたり、リフレッシュ・デトックスするなど、体に投資する傾向が強まっている。

若者が自身の体に投資をするようになった背景は何か。そのひとつは、将来に過度な期待を持てなくなった若者の価値観変化にある。

今の若者は、物心ついたときからバブル崩壊後の経済停滞期の中で育っており、不景気しか知らない世代である。2000年代に大企業の業績は回復してきたが、国民に景気回復の実感は少なく、それどころかリーマンショック、東日本大震災などの影響を受け、日本経済と若者の雇用状況の悪化を経験してきた。

労働力調査の非正規雇用率を見ても、2015年における学生を除いた15~24歳の非正規雇用率は男性25.3%、女性34.3%であり、全体として3割弱が非正規雇用で働いている。このような雇用不安定な状況に加え、将来の社会保障や年金問題も多々あり、バブル期のような上へ上へと上昇していくイメージを持てなくなっているのだろう。若者の価値観としては、チャレンジしてより良い生活を手に入れる志向よりも、今の自分の生活を大事にする、言わば「足場固め」志向が根付いている。

不安定な世の中で将来も見通せない、頼れるのは自分だけ。若者には、以前から資格取得といった自分の「足場固め」のための自己投資意識が多く見られていた。その「足場固め」志向が体への投資にも向いていると思われる。

従来、健康を重視するのはある程度歳を取ってからが一般的であったが、不安定な世の中で育った若者だからこそ、早いうちから健康の大切さに気づいているのかもしれない。


スマートフォンの普及から考える若者の価値観変化

今ある自分の生活を大事にしたい。そんな「足場固め」の価値観は、「仕事に打ち込んで出世する」よりも、「仕事をしつつ趣味も楽しむ」「友人・恋人・家族との時間を大事にする」「男女平等に家庭を築く」といったワーク・ライフ・バランス志向や人とのつながり志向の上昇からも見てとれる。

特に若者のつながり志向に拍車を掛けているのが、この数年間で急速に普及したスマートフォンの存在だ。「生活者1万人アンケート調査」の調査結果では、2012年における20代のスマートフォン保有率は6割前後であったが、2015年調査では9割以上にまで普及していることがわかった。20代を中心に10代・30代もスマートフォン保有率は8割を超えており、今やほとんどの若者はスマートフォンを持っている。

スマートフォンの利用用途については、やはりSNSによるコミュニケーション利用が多い。LINE、Facebook、TwitterなどのSNSによって、若者の人間関係は大幅に広がっていった。SNSを媒介すれば、新しい人とすぐにつながることができる。

しかし逆に、一度人間関係がつながってしまうと、意図的に切らない限りいつまでもつながったままになるのがSNSの特徴でもある。大学に進学しても、就職しても、昔の友人・知人とはつながったままとなり、関係は途切れにくい。たとえばFacebookで最近できた友達が写真をアップすると、昔の友人に見られてしまうこともある。自分の姿がいつ・どこでアップされるか、そしてそれを誰に見られるかを制御することが難しい。そのような状況下では、つねに誰かに見られているという意識が生まれ、自身の外面をきちんと整えようとする気持ちにつながっているのだと思われる。


「競争」より「協調」。でもほどよく自分を出したい

先述の調査において若者の価値観変化をみると、他人からの評価が気になる傾向が強まっている。出世意欲や右肩上がりの価値観は薄れ、「競争」より「協調」したいのが今の若者である。消費においても「使っている人の評判が気になる」「周りが良いといっているものを選ぶことが多い」傾向が若者には高い。

しかし一方で、「自分のライフスタイルにこだわりたい」「周りと違うことをしたい」という気持ちも若者は持っている。ただし、周りと歩調を合わせながらも、ほんの少し平均像から外れることで、人とは違う自分をさりげなくアピールしたいと思う。最近、「女子力男子」と呼ばれる人も出てきたが、美意識が高く、化粧をするようになった男性も増えているという。外面的に目立つファッションによって他人に大きくアピールするよりも、体を鍛えて腕っ節をさりげなく見せる、化粧により清潔感ある自分を見せることなどは、他人と違う自分をさりげなくアピールするのにも役立っている。

若者で伸びている健康消費は、「体に対する投資意識」「周りとのつながり意識」「ほどよいアピール意識」といった心理背景が反映された事象であり、それらの心理背景の源泉には若者に強まっている「足場固め」志向がある。

しかし、自分は足場を固めたい、と自ら主張する若者はいないだろう。他人から見られることを意識する彼らにおいては、「本当にしたいこと」と「実際にすること」が分離されて見えることすらある。若者をターゲットとしたマーケティング活動をするときは、若者の行動に表れる表層的な部分をとらえるだけではなく、その心理背景をくみ取ったマーケティングを考えていくことが必要である。

(出典:東洋経済)





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最終更新日  2017/01/22 05:00:04 AM
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