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カテゴリ:Dr.HOUSE S3-8
ゲストにミュージシャンのDave Matthewsを迎え、ピアノの得意なヒュー・ローリーとの鮮やかな「競演」にとろけました。さすが、お見事です。
(私はキーボード奏者には弱いんだな) メインは「Quality of Life」のエピソードでしたね。 もう一つ、ハウスが脳腫瘍に?というドタバタで、各人のリアクションがとても面白かったです。 サバン症のパトリックがピアノのステージ中に左手にけいれん(ジストニア)を起こしてハウスらの診察を受ける。 パトリックは10歳で交通事故に遭い、それまで習ったことがないピアノを急に弾けるようになったという。しかし、脳に障害が残って、尋ねられたことをオウム返しにしたり、自分でボタンを留めることもできない。普段は父親の献身的な世話を受けている。 パトリックの音楽の才能に興味を持ったハウスは早速検査をオーダーし、パトリックの脳の働きを知ろうとする。 始めは心臓に原因があるのではないかと考えるが、腎臓の裏側に原因不明の出血があるのを発見。また、抗けいれん剤を服用しているのに、症状は悪くなっていった。 やがて、パトリックの右脳に血の塊が発見され長らく「脳死」状態であったことがわかる。ハウスは、右脳の存在がピアノの才能と関係していることを認めながらも、けいれんを防ぎ残された左脳の発達を促すために、右脳の切除を父親に勧める。 一方、ハウスがボストンの病院と連絡を取っていることが判り、しかも脳腫瘍を患っていると知って、キッズたちは大騒ぎとなるが… ハウスがガンで余命半年で死に至るわけはないので、そんなことはあるまいと思っていましたが、各人の反応が興味深かったですね。 始めすぐに転職だと考えたキャメロン。「身体だけ」の関係のチェイスを連れて、ハウスの自宅捜索をする。鍵の場所を知っていて得意満面、ハイスクールのイヤーブックまで探し出すなど、興味津々です。 すかさずウィルソンに食い下がり、ハウスがガンと知ると推薦状を自分で書いてサインをもらいに行く。 その様子に胡散臭さを感じたハウスは、「ガンと聞いても(君らしくなく)最近は無関心なんだね。」と釘を刺す。 本当は他人のカルテでガンを装って、うつを治す治療(ヘロインを脊髄に?)を受けようとたくらんでいるわけですが、心配されてもされなくても気になるという事でしょうね。 そして、キャメロンの「愛のキス!」。 シッパーならここでバンザイして感涙にむせぶところでしょうが、ハウスの血液を盗もうという007も顔負けな行動に出たキャメロン。 演技だったのか本気だったのか、それを「娼婦みたいだ(whorish)」と言われると、「あなたもやり返したくせに」と言い返す。 心の中で「やっぱり私の魅力に惹かれているでしょ。」と思ったか? 私は最近は彼女の傲慢さが気になるな~(苦笑) フォアマンは礼儀正しく「あなたが好きです」と、これは建前なのか? あのクールなチェイスも「死んじゃうなんて、ハグさせてください。」と涙目。彼が一番素直なのかも知れません。(爆) これに味を占めたのかどうか、ハウスはまたまた夜中にカディの家に押しかける。 電話で済む用事なのに、カディから慰めの言葉をかけてもらいたいのでしょうね。 「必要ならいつでも言って。」「君が必要だ。」 ハグしてもらって、さらに厚かましくもおしりをぎゅっと。セクハラじゃん! カディも大物ですね、うれしそう。 でも、さすがにベッドまで付いてこようとするハウスに「メイクアウィッシュ財団に電話しておいてね~」とかわす。自分を安売りせず、この大人の会話がステキです。 最近はすっかりハウス/カディにはまっています。 優秀な弟子たちのおかげでガンではない(脳梅毒)ことが暴かれると、ウィルソンは高笑い。 「鬱病の治療を受けようと思っていたそうだが、末期のガン患者は家族や友人に囲まれ孤独でないことが多い。君はガンですらないのに、ガンを装って仲間を遠ざけようとした。ハイになりたければ、ピザや映画を他人と楽しむところから始めたらどうだい?」 ラストシーンで、ハウスはウィルソンの忠告を聞いてバーで酒を飲むのでしょうか? QOLですが、パトリックは事故によって奇跡と言うべき才能を身につけた。 同じ音楽を愛するハウスは医師としても、とても気になるでしょう。 しかし、ハウスから見ると自分でボタンも留められないパトリックは、本当に幸福なのかどうか、単に父親のペットに過ぎないのではないかと疑う。「私は彼に人生(Life)を与えたいのだ。」 息子に「お前は幸せか?」と質問したら、そのまま「幸せ?」と返されたことで、父親は納得したのでしょうね。ピアノが弾けることよりも、息子が自立して痛みやけいれんのない生活を望む事。 立派なお父さんだと思いました。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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