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カテゴリ:NUMB3RS
シーズンフィナーレ。
この年は脚本家ストがあったのでエピソード数が少なかく何だか盛り上がりませんでしたが、クリフハンガー的な終わり方で、しかもDiane Farrがこのエピソードで降板と、変化のある最終話となりました。 ゲストは「ダメージ」「24」「ヒーローズ」でおなじみのイヴァネクさん。(笑) 故郷のパキスタンに資金を調達する「パキスタン国際基金(PIF)」の会員、カリーン・ラフィークが家族の前から誘拐される。 同じ会員のロナルド・ジャマーリも行方不明になっており、ワシントンD.C.からテロ対策課のフレイリー特別捜査官がやってくる。 フレイリーはチャーリーの大学の同僚で、農作物のDNA組み替えを研究しているパキスタン人のフィル・サンジラニ教授を逮捕してしまう。サンジラニ教授は応用すれば生物兵器を作ることができる最新研究内容をパキスタンの研究者に送ったことで、テロリストの疑いを持たれてしまった。 PIFについては、過激派の隠れ蓑という疑いも持たれており、フレイリーによると彼らの金がテロ組織に流れたという証拠を掴んだという。 組織側とすると、情報を漏らした密告者を抹殺する意図があり2人を誘拐したのだろう。彼らを追う事でテロ組織の司令部を突き止め、今後のテロ活動を抑止するという。 チャーリーは科学者として祖国の飢餓問題を解決したいという同僚の言葉を信じたい気持ちだ。しかし、捜査には協力することにして、PIFの組織の隠れ構造を見いだすという。 PIFの代表ハマド・マザーリはテロ組織とは関係ないと言い、令状がなければ捜査に応じないというので、NSAの盗・聴記録のデータベースを利用することにする。 やがて、倉庫でラフィークとジャマーリの拷問された遺体が発見される。近くにはRPG-7のトリガーピンが落ちており、ジャマーリの自宅からは高校の見取り図が見つかった事から、フレイリーは彼らがテロ攻撃を計画していたのではないかと息巻き、チャーリーと対立する。 メーガンの聞き込みでは、半年前からPIFは金回りが良くなっていたと言い、NSAの通話記録から、死んだ2人と接触が多かったベンジャミン・ラジャーという弁護士を監視することにする。ところが、FBIの目の前でラジャーが誘拐されそうになり、シンクレアが犯人を追って一人を射殺してしまう。殺された男は白人だった。 ラジャーの話では、マザーリが資金を管理していたが新しい支援を始めたというのに、本国でその事業が見あたらないと言い、ラフィークらが疑いを持っていたという。 メーガンはPIFの通話先がサンフランシスコ、NY、ボストンと、IRAの組織と共通する事に気付き、元IRAのマックスに話を聞いたところ、殺された男はIRAのジョン・オースティンで、パートナーのオハラハンと組み、兵器の密輸を行っていたという。 PIFのマザーリの身元を調べたところ、他人のIDを盗んでいたことが分かり、自宅を捜索するとガレージから大量の武器が見つかった。 実はオハラハンがマザーリを装ってPIFに入会し、資金を兵器の密輸に使っていたのだった。早速逃走したオハラハンを手配し、発見射殺する。 サンジラニは事件が解決した後も逮捕されたままで、チャーリーは教授が送りきれなかった残りの研究を関係する研究者に送った上、FBIに自首する。 裁判では勝てるだろうというチャーリーだが、機密にアクセスする権限を取り上げられ、FBIの捜査に協力することができなくなった。 メーガンはFBIを辞めてD.C.に行き、カウンセラーをしながら博士号を取る事にする。 Diane Farrの降板は、この年だったか、前のシーズンだったかに出産して家族と過ごしたいという希望があったようです。 男ばかりのNumb3rsでは、彼女の落ち着いた母親のような存在感はとても心地よかったですね。これはアミタでもワーナーでもロビンでも得られない雰囲気で、彼女がいなくなるとかなりぎすぎすするのじゃないかという気がします。 FBIだとテロ組織の捜査の話が多くなりますが、今回のようにイスラム系だから何が何でも疑ってかかるフレイリーにチャーリーが敢然と食ってかかり、その結果ドンとも激しく対立するのは初めて見たように思います。 今回の行動でチャーリーが捜査に関われなくなると、Numb3rsではなくなりますから、きっとシーズン5では元に戻ることができるのでしょうね。(笑) それにしても、結局PIFは別の悪党に利用されていたわけで、世の中そう単純じゃないということは言えますね。メーガンはこういう事が積もり積もって、FBIを辞めることにしたという。 ラリーとは良い関係でしたが、まあ距離が離れていてもこの2人なら続ける事ができるんじゃないでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 18, 2010 08:50:18 PM
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