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カテゴリ:The Closer(クローザー)
『盗まれた凶器』
愛すべきブレンダ・ママ登場。やっぱり彼女がいると雰囲気が変わりますね。 今回の家族ネタは、ちょっと意外というか唐突な感じがしました。 でも、このドラマの出演者の年齢層がやたら高いので(爆)、たまにはこういうのも良いのではないかと思いました。今後、ちょくちょく顔を出してくれると面白いのに。 ブレンダとフリッツが新婚旅行中に起こった事件が容疑者で取引を求めすぐに自白したため、詳しいことを聞き出せないまま裁判となり、ブレンダは罪状認否に立ち会う。 被告のラッセル・クラークは統合失調症の息子ジェームスを、義母の薦めで薬を遣わず治療するというミラノ医師にみせていたが、高額の金を要求するわりに何ら効果がなく治療を辞めたいと申し出ていたところで、喧嘩になり殺してしまったという。 ブレンダは遺体の写真を見て、ラッセルが誰かを庇って嘘を言っていると気付く。24時間の猶予をもらって事件を調べ直すことになったが、改めて被告を尋問すると、犯罪現場にジェームスより先にいたという。ブレンダは手を使って首を絞めたのではなく、道具を使ったはずだと追及し、もし道具を持ち込んでいたのなら計画殺人となると迫る。誰かが現場で凶器を持ち去ったに違いない。ラッセルは息子を庇っているのか? 当時、ジェームスは薬を飲んでいなかったので、供述が支離滅裂で意味がわからなかったが、その時は部屋が真っ暗だったらしい。 また、他の患者はミラノから診察を断られたり、受付係も休めと言われていたなど、医師の方で人払いをしていた疑いがある。 ブレンダはミラノの診察室を再現して、そこで今は調子の良いジェームスから話を聞く。ミラノはカーテンが引かれて真っ暗の部屋に座っており、後から来た父親に閉じ込められ恐くなって壁を蹴ったというが、何かを隠しているようだ。ラッセルは必死で部屋の中を捜していたらしい。 殺したのかと質問され、ジェームスはソックスを使って絞めたと言う。ブレンダは遺留品の写真を見て、凶器に気付く。 ブレンダはさかんに証拠品を取り戻したがっていたミラノ夫人に、現場に遺っていたハンドバッグを見せ、取り外し可能なチェーンが凶器ではないかと迫る。ミラノはラッセルとのやりとりで、本当に治療を辞める気持ちになっていたが、インチキ治療で儲けていたミラノの妻はそれを止めたかった。それで夫を殺してジェームスに罪を着せようとしていたのだった。 ブレンダの母ウィリー・レイが姪のチャーリーを連れてLAにやってくる。預かっている姪の行動に手を焼き、夏休みの間ブレンダたちのところで預かって欲しいと言うのだが。 ブレンダの姪のチャーリー(シャーリーン)は、どこにでもいるティーンエージャーですが、お堅い南部の家庭では受け入れられないのですね。 ブレンダもこういう雰囲気で育ったはずですが、そこには収まりきれなかった、というよう話はシーズン1か2の辺りでありましたね。フリッツと同棲していることさえ、両親には言えなかったし。 ブレンダは実際は両親の不仲で寂しい思いをしているチャーリーの気持ちを理解して、自分の仕事に付き合わせて元気を取り戻させる。 最後はちょっとバタバタでしたが、さすがにおばあちゃんとしては若い子のパワーには太刀打ちできないということで、ブレンダが一役買うことになりましたね。 チャーリーはこの先まだ登場するようですので、ブレンダ&フリッツを困らせて欲しいです。(笑) ちなみに、フリッツは「将来の参考になるし」とあくまで子供を持つ夢を捨てていない。フリッツこそ、甘甘な父親になりそうですけどね。 それにしても、ブレンダの留守中の事件でテーラーは「私のせいじゃない」を連発。 何事にもツメが甘い警察の日常が判ってしまいました。(爆) そして、以前はウィリー・レイにべったりだったプロベンザは今回はさすがに彼女がいるのであっさり目の応対。合間にしっかり、フルーツを食べていましたね。芸が細かいです。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 12, 2010 10:21:11 AM
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