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謎の元合衆国スパイ?、ヘティを中心とした後半。
全て明らかになるのかどうか、諜報員の暗躍する時代へのオマージュのようなものも感じました。 ディークスとダメ・わんこの組み合わせはもう、最強ですね。誰もあらがえません。(笑) コール殺害によって、チームはヘティの身も危険になったと考える。ヘティは冷戦時代の各国のスパイや背信行為を書いた「黒い手帳」の事はあくまで自分に任せるように言う。 老人施設に出入りした不審者が、警官殺しの犯人と一致しているという。しゃべっている言葉などから、ロシア人スパイだと思われる。 ヘティは引き続き、殺されたレンナーが武器売買を隠すためにどこかに大金を隠していると考えて、捜索を続行させる。 そこにCIAに引き渡したはずのマティアスが現れ、何が何でも手帳を手に入れると告げる。CIAも手帳の行方を追っており、マティアスに獲得を委ねたという。 エリオットはレンナーが2年前に売りに出した自宅のカタログ写真の中に、暗号化された貸金庫名があるのを見つける。ネルが鳥の巣箱から鍵を見つけたため、チームは貸金庫を開けることにするが、すでにロシア人スパイとCIAのマティアスの両者がチームを狙い奪おうとしていた。 Gに替わってケンジーが受取人を装い、追っ手を撒くことにするが、ロシア人スパイに銃を向けられて、敵は手帳がないことを知るとケンジーを人質に奪ってしまう。 ヘティは「始めから手帳などなかった」と言うが、CIAの上層部とヴァンス局長は手帳を巡って交渉を続けており、とりあえず手帳を偽造してロシア人スパイに渡し、ケンジーを救い出そうとする。 ケンジーはレーザービームのトラップの中に立たされており、ディークスが同じ周波数のレーザーをセンサーに当てることで、何とかケンジーを救い出す。 サムとGはロシア人スパイと撃ち合いになるが、後から来たCIAチームがが実はロシア人スパイだと判る。 コールの部屋でたたずむヘティの元にマティアスが現れ、CIAとロシアの両方と取引したと認める。ヘティはあくまで手帳などなかったと言い張り、マティアスを自由に立ち去らせる。 NCISチームはマティアスの家族や金銭関係などの秘密を押さえて、二度とヘティに近づかないように脅す。 ヘティは古い友人からもらったという本を貸金庫に片付ける。 結局「黒い手帳」はあったのかどうか、あると思わせて相手をコントロールするこそ、本当の諜報作戦なのかも知れませんね。 全ては闇の中に、いや、ヘティの頭の中に入っているのかも? ちなみに、最後に持っていた本「赤い武功章(The Red Badge of Courage)」はスティーブン・クレインによる南北戦争で闘った兵士を描いた小説で、『勇者の赤いバッヂ』というタイトルで映画化もされています。 この本がスパイの秘密とどう関わりがあるのかどうか説明はなかったですが、もしかしたら「始めからなかった」というヘティがそれっぽく、たまたまあった黒い本(book)を貸金庫に入れたのかも知れない。少なくともGはそう思ったに違いない。 そこがヘティの凄いところなのかも知れませんね。 今の時代、本当に重要な情報をそんなアナログな方法で隠すのはおかしいですからね。 ただ、コールとの関係は、さすがのヘティにも幾ばくかの意味があったという感じでしょうか。古き良き時代へのノスタルジーですね。 ところで、もうケンジー/ディークスのshipを煽るようなシーンが連発で実に楽しかった。 ハラハラドキドキ、必死にケンジーを助け出そうとするディークスと、いつもは強気なケンジーが「もうダメ」という顔を見せたり。極めつけは爆発シーンでの「密着」。 制作側はこれでもかこれでもか、とやってくれます。(爆) でも本家のトニー/ジヴァよりも、素直で好感が持てますね。何せ、ディークスはダメわんこだもの。憎めない。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 14, 2011 09:32:07 AM
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