|
カテゴリ:The Closer(クローザー)
今週も良かったですね。ハラハラさせて、迫真の演技で目を離せません。
そうか、ブレンダのライバルはカーバー検事補だったか。(笑) 救急車を呼ぶ通報があり、現場で2人の救命士が意識がもうろうとした男を搬送する。 途中、男は暴れだし止めに入った救命士を2人とも銃で撃ち殺し去る。 盗まれたものはなく、指紋も拭き取られていた。重大犯罪班は空の薬莢を採取する。 救命士の手袋に付いていた指紋から、犯人は過去4回も消防士採用試験に落ちたケビン・メイソンとわかる。 通報に使われた携帯電話は、FBIと合同捜査中の未解決の爆弾事件と関わっていた事から、ブレンダは市警のテロ対策局トミー・デルクと共に捜査を進めるようにポープから命令される。 実はチーフ・デルクは本部長候補の一人で、テイラー警視正も将来デルクが本部長になった時のために、意見の対立は避けて欲しいと含みを持たされる。 2年前の爆破未遂事件では、歳入庁の前に止められたトラックの荷台に爆発物が置かれ、起爆装置の不備から爆破しなかった。 ブレンダは残り3時間でFBIに完全に捜査権を引き継ぐと聞いて、自分に捜査資料を見せて欲しいと要求する。 歳入庁は目の前に消防署があり、ブレンダは本当の目標は消防署の消防士たちではなかったかという。 しかし、期限切れで捜査資料は全てFBIに引き渡されてしまう。 デルクはブレンダとケビン・メイソンについて一緒に捜査を続ける。 メイソンを精神鑑定した医師によると、メイソンには自己愛性人格障害が見られ、権力に対して誇大妄想を抱いているという。 自分が常に正しく、否定されると暴力に出てしまい、自分が消防士になれないのも、マイノリティを優遇する制度(executive order)のせいで、その手先の救命士たちも破壊の対象になったと思われる。 救急車内で見つかった薬莢は、老人介護施設にいるラッセル・オーエンズの物と判る。メイソンは別名でオーエンズの介護士をしており、オーエンズの部屋からは銃と大量の薬が見つかる。 メイソンは自分にこの薬を使って心拍数や呼吸数を変えていたと思われる。また、すでにオーエンズは死んでいて、酸素ボンベと施設のバンがなくなっていた。 まもなく、死んだ2人の救命士のためにLAの警察官、消防士、救命士が集う合同葬儀が開かれる。メイソンの目的はここで大量殺人を犯すことだった。 ブレンダは会場となる教会の周辺道路を封鎖し、メイソンを探すが見つからない。 ポープは式の続行を希望するが、ブレンダはメイソンが証拠を残したまま姿を消したことから、今度は死ぬ気でやり遂げるつもりだという。 進退を覚悟したブレンダの強い要求で葬儀の中止されるが、メイソンはすでに制服に身を包み、車いすに乗って会場にいた。 重大捜査班は地下駐車場でメイソンの車を発見、そこに犯行声明らしいDVDを見つけるが、ちょうどその時にメイソンが戻ってくる。 タオはメイソンが持っていた薬を分析して、サリンを撒くつもりだとブレンダに連絡する。 ブレンダは体に爆弾を巻き付け、ボンベを抱えるメイソンと対峙し、思いとどまるよう説得する。ガブリエルが起爆スイッチに手をかけたメイソンに飛びかかり、もみあった時、ブレンダはメイソンを撃ち殺す。ボンベは間一髪で確保される。 犯人を射殺した事からブレンダは本部長候補として選ばれず、デルクが新本部長に選ばれることになった。 この先、組織改革が行われると重大犯罪班の存続もどうなるか判らず、ポープは履歴書を用意するという。 メイソン役の人はおなじみの役者さんですね。 初めは本当に病気なのかと思うほど、体調が悪そうで、犯行声明を録画しているときなどは鬼気迫る演技でした。もちろん、ブレンダとやり合うシーンも。 ブレンダもいつもは取調室で相手を自供に追い込むのですが、今回は絶体絶命の場面で犯人を思いとどまらせるという、最大の見せ場であれこれ言葉をかけていました。 相手はサイコパスですから、説得してもどう転ぶか判らない。口裏を合わせつつ、相手を落ち着かせる。 見ていないDVDを見た、と言った時はハラハラしました。起こらせては元も子もない。 しかし、最後はためらいなく撃ちましたね。 「暴力が必要な時もある」と、以前にもこういう場面がありましたっけ。 でも、本部長となるとこういう行動はマイナスとなる。そこで、FBIにも義理堅く、穏やかなデルクが本部長になってしまった。 とたんにデルクにしっぽを振るテイラーが、いかにも、ですね。本当に風見鶏だわ~ でも、ブレンダ個人としてはホッとしたことでしょう。やるだけのことはやったのですから。 ただ、彼女の後ろには多くの部下、仲間がいて仕事を失うかも知れない。「人事」と言う奴ですね、さて地位を得たデルクはブレンダに対してどういう方針で来るのでしょうか。 今回は地味にタオが活躍していましたね。 どの部下も、本当に優秀です。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 17, 2011 07:34:05 PM
コメント(0) | コメントを書く
[The Closer(クローザー)] カテゴリの最新記事
|