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カテゴリ:CSI:マイアミS9
『天使が生まれた日』
マイアミが始まって回を重ね、ついに200話エピソード。 今シーズンはhoratioが今まで以上にアグレッシブになるという話でしたが、確かにそれは目に付きますね。長い間に、Horatioも変化して来ているのかも知れません。 なお、豪華ゲストや大スペクタクルを期待していましたが、100話の時と同じように、「200話、それが?」というようなエピソードでした。 Hummerの助手席に花束を置いて、「ちょっと仕事を抜けるからカバーしてくれ」という連絡をEricにするHoratio。「ハローと言わなくちゃならないんだ、よろしく、ブラザー」 この花束はタイトルが「Happy Birthday」だから、誰かの誕生日のためのものですね。それが誰かはすぐに想像が付きます。 そして「女の人が倒れている」という通報者が現れ、もちろんHは現場へ急ぎます。顔から血を流している身重の女性にこれ以上ないというほど優しい態度で接するHoratio。こればかりは変わりませんね。 倒れていたHeatherは妊娠8ヶ月で、母子共に危機にある。それは病院に任せるが、Heatherをこんな目に遭わせた奴は許さないと、Ericもちょっと驚くほどの気合いの入れようです。 実は友人のMarcieとちょっとした諍いがあったのですが、不妊症で苦しんでいる彼女に自分のベイビー・シャワーを頼むというのは、いくら友人でもちょっとね、という感じです。そりゃ、人前で激怒するのも大人げないですけどね。おかげで容疑をかけられてしまう。 倒れていた現場から血痕を辿って、NataliaとWalterが第一犯行現場を見つける。停車している状態で、後ろから追突されたらしい。どうやら、カージャックがあった模様。 奪われた車はすぐに手配され見つかる。追跡するHummerのハンドルを持つHがまたイライラしている。本当に、大丈夫か? 逃走車はFrankの体を張った行動で停車させられたが、気の毒にかれは車をぶつけられたのは何回目?(爆) 無事だったのが幸いです。 逃げ出した犯人2人を追って、Ericが全力疾走し、Hは優雅に小走り。(笑) パーティ会場に逃げ込んだ犯人を追うEricは人混みの中を直進、Hは先回り。なるほど、こうしていつも待っている訳ですね。ここまで、テンポ良くアクションシーンが引きつけます。 一人は逃すが、一人は逮捕。パーティを主催していた自称写真家のVickiは男たちのことは知らないという。 逃げた男は奪うためにエアバッグを取り外した上、Heatherを酷く殴った。 これは、単なるカージャックとは思えない。しかも、車にはキーで着けた引っ掻き傷が残されていた。これは、相当な悪意が感じられる。 HeatherのそばにはずっとCalleighが付き添っています。もちろん、お腹の目立つEmilyのための演出ですが、それを知っていればなおさら、意味のあるシーンでしたね。 「一緒に祈ってちょうだい」と言われて、被害者を励ますCalleighの美しさはいつもに増して美しく輝いていました。 逃げた男は使った銃から足が付き、前科のあるSam Novakとわかるが、HはNataliaに何やらこっそりと示し合わせて、先に捕まったRubenを移送車から降ろす。 「こいつのことなんか知らねー」というRubenをHummerの中に押し込むと、そこには苦虫を噛み潰したようなHが待っている。やばい、やばすぎます。珍しくHが舌打ちをしましたね。 「お前の命などどうでもよい。言いたいのはもし赤ん坊が死ねば、ビスケーン湾にお前のバラバラ死体が浮くことになる。Samはどこにいる?」 時間の無駄だというRubenに、Hは何とNataliaにドアを閉めさせると「今日はオプションなしだ。これがラストチャンスだぞ。車をどこに持って行くつもりだった?」と言い、Rubenは悲鳴を上げる。暴力を振るったの? さすがにNataliaも目を背けていましたが、これってもう、Stetlerがいないから大丈夫だという事ですか? これまで紳士だったHを何がそう変えたのでしょう。 びびったRubenが吐いたチョップショップにはなんとHeatherの義理の息子のJoshがいて、Heatherを隠し撮りした写真があった。ということは、彼が依頼してSamらに襲わせたとか? いつもは子供に優しいHoratioが厳しい顔をしていましたが、Joshはキーで車に傷つけたことは認めても、襲ってはいないという。ただ、父親が若い女を追って自分には構ってくれないのが気に入らないらしい。しかしHは「信じない。」 犯人の写真を見てHeatherはSamがMarcieのパーソナル・トレーナーだという。MarcieとHeatherが2日前にレストランで一緒の写真が撮影されていた。その写真に「証拠」を見つけたのはRyanですね。 今回はRyanの出番が少なくて少々残念でしたが、Walterと組んでいるシーンがやはり楽しいです。 そして、パーティ会場にいたVickiとここで繋がりました。Samから頼まれて写真を撮影したという。 Samを逮捕するときに、また「義兄弟」コンビは暴力を振るっておりました。いいのか~ Samは車からHeatherの車部品を奪ったことは認めたが、殺しは否定。そのSamをHeatherの夫が署の玄関前でナイフで襲うというハプニングが起きる。 思えば200話に至るまでに、一体何度この場所で人が死んだでしょう。最も危険な場所だと言うことを思い出しました。(笑) 今回のベストショット?(爆)は、白衣を着たHが車のボンネットに脚をかけているシーンですね。 なぜか衝突時にエアバッグが動いていなかった。ハンドルの位置も妙に低い位置で固定され、レバーが切り取られている。始めからお腹の子を狙った犯行ではないのか? 「どうしてナイフなんだよ。教えてくれ。」Hの必死の形相にはEricでさえ驚いていましたね。 「彼は赤ん坊のことを一言も言わなかった。」 Horatioの中にめらめらと炎が燃え上がるのが見て判ります。夫は赤ん坊を嫌っていた。車に細工をしてVickieに頼んで赤ん坊が死ぬように追突事故を仕組んだが、この男の言うことにはさすがに怒りもどこかへ通り過ぎ、あきれかえりますね。欲しくないなら始めからなんで避妊しないのよ。 Heatherは緊急手術で赤ん坊を無事産むわけですが、母親の美しさ、優しさ、温かさをプレ・ママのCalleigh、否Emilyが見せてくれました。赤ん坊を抱く姿が本当に美しい。 「あなたならきっと育てられる。」「あなたのこと好きなのね。」「まるで天使みたい。」 そのころ、Hは墓場の天使の像の横でMarisolの墓に花束を捧げ、腰を下ろすと今は亡き美しかった妻に語りかけておりました。 「Mari、小さな女の子だったよ。君みたいにとても美しくて。君そっくりだった。」 本当に珍しい、珍しいHoratioが地べたに座ってほほえみながら天を見上げている姿。そこにはきっとMarisolの姿をした天使が舞っていたことでしょう。 「誕生日、おめでとう。」 Hは多分、あれから毎年、誕生日や命日などに墓参りをしていたと思いますが、しかし、「君にそっくりな女の子」というのは、海外BBSではMarisolが死んだときに妊娠していたのか?と騒ぎになっておりました。 まさかね~化学療法をやめて赤ちゃんが欲しい、という話はしていましたが、まさかこれはHoratioの果たせなかった夢のことなのでしょうか。でも時間的に勘定が合うのか? 確かにエピソードで、ここまでHeatherに感情移入したのは、そのことが頭にあったからと言えなくもない。 いずれにせよ、200話のタイミングでなぜまたMarisolを持ち出すのか、という気もしますが、今シーズン、脱獄したMemoを追っているということも関係しているのでしょうね。 できれば、病院のシーンにはAlexxが出てきて欲しかったし、家族の話なら何よりもKyleの事が気になります。見たかったなあ。 お金をかけずに、Horatioのエモーショナルな一面を見せたという事でまとめた感じです。それと、やはり母親になるEPへのリスペクトだということで、納得することにします。(笑) それにしても、再々出てくるHの乱暴はこの先心配ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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