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カテゴリ:NCIS~ネイビー犯罪捜査班 S7-9
『心理戦』
ゲストの被害者の元奥さん役の人、どこかで見覚えがありました。 そう、あの「サイク/Psych」のサンタバーバラ署長の役の人でした。ということは、このタイトルはなるほど!という感じですね。 もう一人のゲストはあのトニー・カーチスの娘なのですね。 ギブスやヴァンスともかなり深い関係を匂わせていましたし、大物であることは確か。 と思っていたら、マーク・ハーモンとは映画で共演していたのですね。 テレビの世界はそういう人の繋がりがありますよね。 海兵隊予備役のロバート・バンクスが自宅で首を吊って死亡する。 バンクスは心理学者で知らせを聞いて自宅を訪れたのは、ケイトの姉、Dr.レイチェル・クランストンで、バンクスは患者だったという。 守秘義務があるので話す事ができないが、レイチェルはバンクスが殺されたという。2人は同じ大学の同窓生で、バンクスは国防省の軍事情報支援作戦(MISO)の顧問という、高度の国家機密に触れる立場だった。 バンクスは離婚で苦しんでおり、レイチェルは娘のアンバーを見て欲しいと頼まれたという。 NCISを訪れた元妻によると、夫は次第に気むずかしくなり妻子に八つ当たりをするようになったという。 2人に高額の生命保険が支払われるということについては、知らないと答える。 ギブスはバンクスの上司で全てのMISOを監督しているサマンサ・ライアンを呼ぶ。 ヴァンス局長とライアンは古い知り合いで、レイチェルもライアンを良く知っているという。レイチェルはギブスに「彼女の心理戦に気をつけて」という。 ライアンはレイチェルの前では何もしゃべろうとしない。レイチェルはバンクスが心理戦の犠牲者だという。 やっとバンクスがMISOの諜報員ミッチェルと組んでいた判ったので、トニーとジヴァがミッチェルを訪ねる。 ミッチェルはバンクスの死を聞いて驚き、昨日も彼と話をしたという。 ライアンからバンクスを恨んでいる存在として、元海兵隊少尉のカイル・バクスターの名前を聞き出したため、ミッチェルから個人ファイルを受け取る。 バクスターは半年前に心理的に不安定で暴力的な行動があったとバンクスが査定して除隊となっていた。 ダッキーは自殺で間違いないが、バンクスの内臓が急速に悪化していて、もともと余命は半年ほどだったと指摘する。 アビーはバンクスの家で見つかった薬を分析し、危険な向精神薬が間違った瓶に入っていたという。 その薬がうつ病と情緒不安定を引き起こしていたと考えられる。しかし、誰がそんなことをしたのか。 ギブスはペンタゴンのライアンのオフィスを訪ねる。ライアンはギブスのボディランゲージを読み取ることができるという。 助手のロス・キルマーがバンクスの交友関係などの情報をUBSメモリーに入れて手渡す。 マクギーはバンクスの自宅から電磁場を発生する不思議な装置を見つける。これらの装置が何らかの影響をバンクスに与えた可能性があるという。 また、オフィスの金庫には心理戦の手順が書かれたファイルがあり、それを見ていたギブスは1ページを破り取り、ライアンに会いにパーティ会場へ向かう。 薬物と睡眠妨害で自殺に追い込むという心理戦は、まさにバンクスに行われた事で、ライアンの監修の下に書かれた。 ギブスに何を知っているのかと問い詰められても、ライアンは何も知らないという。 自宅に戻ったギブスにレイチェルが会いに来る。 バンクスのことで隠していたことを話すという。バンクスは「アルボルス作戦」に関わっていたらしいが、内容についてはしゃべらなかったという。 その時、ギブスの地下室に盗・聴器がしかけられているのを発見する。ギブスはマクギーに盗・聴器の出所を調べさせることにする。 ギブスはコンピューターに頼るのをやめ、マクギーとジヴァに膨大な人事ファイルを調べさせていた。 しかしらちがあかないので、バクスターに集中することにする。 バクスターは18ヶ月前にMISOに引き抜かれ、その後反社会的行動や暴力的傾向があるとして海兵隊を除隊し、数ヶ月後に失踪していた。 その時、休止しているはずのバクスターの携帯に電源が入っていることがわかったため、トニーとジヴァが現場に向かったところ、キルマーが携帯をNCISに見せる。 NCISがバクスターを追っているかどうか、確認したかったという。 立ち去ったキルマーは「ジェームズ・ドレンドン」と書かれたカンクンのマッチを残していた。 ギブスはライアンが子供を送りに学校にきているところを捕らえる。 ライアンは誰にも秘密にしているプライベートをなぜ知っているのかと激怒する。 ハッキングしたと思い込んだライアンはヴァンス局長に文句を言いに来る。 ヴァンス局長は厳しくライアンに迫り、ついにアルボルス作戦の概要について聞き出す。 2003年のイラン侵攻の後、イランが核開発を始め技術者を集めた。それを阻止したいアメリカ政府は、「心理戦」を使ってイランの技術者を混乱させたという。 ということは、バンクスはイランの報復を受けたのか。 アビーはバンクスのPCを分析して、何者かがハッキングしてバンクスを追い詰めていたという。そのIPアドレスがメキシコのカンクンだと突き止め、映像の顔認識でバクスターがカンクンにいたことを割り出す。 実はジェームズ・ドレンドンというのは、カイル・バクスターの偽名で、今はアメリカに戻って近くのバーでバーテンダーをしているという。 バクスターがメキシコで薬を作ってバンクスに飲ませたのではないかと追及すると、バクスターはこれはワナだという。 MISOで除隊したのも、知らないうちに罪を着せられたからで、サイモンという男と話せばわかるという。 サイモンによると、DEAとの潜入捜査でバクスターは情報提供者として活躍したという。 バンクスとは関係が見いだせず、ギブスはライアンが嘘を付いていると感じる。 ライアンは釈明のためにギブスの家を訪れ、自分もバンクスの犯人を捕らえたい、彼は追い込まれていた、私は自分の仕事をしただけだという。 誰もが一つは秘密を持つ権利はある、息子の事は機密にしておいて欲しいと頼む。 しかし、誰かライアンの身近な人物が殺したに違いないと迫ると、ライアンは携帯電話を残して帰っていく。 その携帯電話を分析すると、バンクスはミッチェルから何度も通話をしていたことが判った。 NCISはミッチェルの居場所を突き止め、現場に急ぐ。 そこにはバンクスの娘アンバーとミッチェルがいた。2人は自殺に見せかけてバンクスを殺したのに、疑いが持たれて保険金が払われなくなるという。 アンバーは自分は関係ないと言い逃れをしようとする。 ライアンは明け方にギブスに電話して、バンクスの無念を晴らしてくれて感謝するという。 今すぐ会って欲しいというライアンに、ギブスは「これはデートの誘いか?」という。 何だかやたらもったいぶって、上から目線のライアンやMISOのメンバーが嫌な感じですね。 「心理戦」という、本当にそんな事を行う部署があるとしたら驚きです。 学者が人を追い込んで殺す事に手を貸すなんて、信じられない。 まあ、「国家機密」という大前提があるから、何も言えず、NCISを監視するのでしょうけど、このサマンサ・ライアンという女性には好印象は受けませんでした。 ギブスも嫌っても良さそうなのに、最後は優しく受け入れるというのが意外ですね。 もしかしたら、200話でけじめを付けてギブスもついに赤毛から脱却するのかも知れません。(笑) やはり間違った相手のような気がしますが。 しかも、ヴァンスとは寝たことがあるんですよね。フォーネルじゃあるまいし。(爆) 全く別の話題で、給料の差を嘆くトニーの最後のオチが面白かった。 週に235ドル違ったら、月に1000ドルですから、相当の差ですよね。 やはりマクギーは専門技術が高いからかな。沖縄への昇進もあったようですから、評価も高いのかも知れません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 1, 2015 09:30:02 AM
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