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カテゴリ:Dr.HOUSE S3-8
復帰したNo.13のストーリーを集結する意図があったのか。
併せて「いつも不幸」「不幸と友達」のハウスにもそろそろ前を向いてもらいたいものです。 でも、変化のある展開は久しぶりに緊張感があって見応えがありました。 No.13が刑務所に入っている時に懇意にしていたダリエンが、ドラッグディーラーともめ腹を刺されてNo.13のアパートに転げ込んでくる。 病院に行けばまた刑務所に逆戻りだというダリエンに押し切られ、No.13は極秘に自宅で傷の手当てをすることになった。 ダリエンは出所してまたドラッグに手を出すようになっており、傷は肝臓の一部を損傷していたが、とりあえず傷口を塞ぐことができ、No.13はダリエンの血圧をチェックする。 すると、左腕の血圧が下がり脈を触れなくなっており、No.13はチェイスに病院からポータブルの超音波診断機を持ってくるように頼む。 チェイスがNo.13の嘘を見ぬいたため、刑務所に入っていた事もその理由も明かす。ダリエンのおかげでNo.13は刑務所で生き延びられたのだという。 チェイスも手伝うことになり、始めは動脈瘤かと思われたが、脇の下に5センチほどの腫瘍がみつかり、脂肪腫かも知れないと、注射針で吸い出そうとする。 ダリエンはC型肝炎だという。 採血で若干血流は良くなるが、脂肪腫ではなく、No.13は対症療法として凝固因子製剤の点滴を行うという。チェイスは病院に薬を取りに戻る。 自宅で娼婦を前に脚がけいれんしたハウスは、治験薬をこぼしてしまったので、研究室に行き新しい薬をもらおうとしたが、ネズミに腫瘍ができて死亡してしまったと聞きショックを受ける。 すぐにMRIで検査したろ、発現した筋肉に数個の腫瘍ができているのを見つける。ハウスは自宅に戻り、自分の手で腫瘍を取り出すことにする。 タウブは付き合っているルビーが妊娠したと聞き動揺する。フォアマンは子供を産んで欲しくないというタウブをストリップクラブに連れ出す。 休んでいたダリエンが幻覚を見たのか、騒ぎ出す。 薬を届けに来たチェイスは薬の追加を頼まれて、CTスキャンで脳内に出血しているかどうか確認して、もし必要なら手術しなければならないと主張する。 もしダリエンが死ねば君もまた刑務所に戻ることになるというチェイスは、病院には連れて行かないと約束をしたのでだめだというNo.13を殴り飛ばしてしまう。 チェイスの車での移動中、ダリエンは元々は警官だったと明かす。 任務でどうしても少年を撃たなければならなくなったが、そのことが原因でドラッグに手を出すようになったという。 ハウスは一人で手術を始めるが、途中で痛みに耐えきれずチームに電話をかけまくるが、誰も応じず、ついにカディに連絡をする。 ハウスはカディに続きの手術を頼むが、カディは外科医に摘出手術を頼めば残った筋肉ごと取ってしまうというハウスの話に呆れ、やむなくレイチェルを連れ、自分の車でハウスを病院へ連れて行く。 タウブはストリッパーの身体にあるほくろが良性かどうか気になり、手を出したため用心棒につまみ出されてしまう。 それでも諦めきれないタウブはストリッパーが帰るのを待って話をしようとする。起こったストリッパーはタウブに銃を向けて自分に構うなというと去っていく。 チェイスは頑なに約束を守ろうとしたNo.13に、弟を安楽死させる約束を守ったことを正当化できないからだろうという。 CTスキャンでダリエンの脳内に出血は見られなかったが発熱をしだした。刺されて感染したとも考えられるが、時間的に早い。 ダリエンが昏睡状態で、事情がわからないため、2人はERの手当を待っているハウスに電話をして指示を仰ぐ。 ハウスはいつC型肝炎になったのか、少年を射殺した時期から知る事ができるとヒントを与える。 調べるとダリエンは2008年に射殺事件を起こしており、ハウスに言うようにC型の慢性肝炎ではない。 しかし、ダリエンは刑務所ではインターフェロンの注射を受けていた。それは例えば赤痢アメーバのような寄生虫が慢性肝炎のように見せていて、今回刺されて寄生虫が全身に回ったのではないかと考える。 その通り抗原虫剤を与えたところ、ダリエンは目覚めた。 しかし、No.13はダリエンを通報した。ダリエンはNo.13を信じるべきではなかったと悪態をつくが、No.13はいつか命を救ってもらった事を感謝するだろうと告げる。 手術を受けるハウスはカディに立ち会って欲しいと頼む。 外科医を信じられない、信じられるのは君だけだという。 タウブは殺されそうになった事で、以前ガンを宣告することになった患者を思い出し、ルビーに子供を産んで欲しいと告げる。 強がっていたNo.13は正しい事をしたダリエンがドラッグで身を持ち崩したように、自分も彼女のようになりそうだとチェイスの前で涙を流す。 セラピーも役に立たなかったというNo.13を、チェイスはコーヒーに誘う。 目覚めたハウスはウィルソンからレイチェルの書いた手紙を手渡される。 脚は望んだとおりで、ウィルソンはいつまでもこんな事をしていてはいけない、何か変えていかなければと言う。 バスタブで自分の脚を切り開くという壮絶な手術シーンは医療ドラマならではの迫力でした。さすがヒュー・ローリー。 まあ、リアリティの面ではあり得ないのかも知れませんが、始めからチェイスかタウブに頼めば良かったですね。 それができなかったのは、ネズミでの実験段階の薬を自分に使った愚かさと、自分でも手術できると考えた浅はかさなのでしょうね。 ハウスらしからぬ、と言いたいです。 いや、脚の問題となるとハウスは常軌を逸してしまうのかも知れませんね。 そんなハウスに対して、カディの言葉はいちいち厳しいというのか、冷たいですね。 さすがに今回はカディが嫌になりました。 「私と別れたから不幸なんじゃない。あなた自身が不幸なの。だからバカげたことをするの。」 カディの言わんとすることも判りますが、どんぞこの人間、負け犬状態のハウスにそこまでいうか。 ウィルソンに「俺のことを批判しない人間なら誰でも良い」と言っていたように、ハウスを100%受け入れてくれる人が必要なのだと思いました。 そういう意味で、カディは別にハウスの面倒を引き受ける義理はありません。 友人ではあるが、家族にはなれませんでしたね。 レイチェルが見ていたのは「サウスパーク」みたいなアニメなのでしょうね。(今回、創作したようですが) 「脚どうしたの?」「元気になったらまた遊ぼうね」「ハウスはまた遊びに来るの?」 という言葉は、ハウスにとっては、癒しだったのかも知れないですね。 心が通じるのは幼い子供のみ。何て、孤独な。 チェイスがマジでNo.13を殴り倒すとは思いませんでした。 この2人、くっつくのでしょうか。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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