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カテゴリ:NCIS~ネイビー犯罪捜査班 S7-9
『大義名分』
まさかの連続エピソードですか。 200話を重ねた事で王道の1話完結のスタイルを一旦封印して、こういうのをやってみたかったのかも知れないですね。 それにしても、ライアン博士嫌だわ~早く目覚めろジェスロ! ドーニゲット捜査官が2週間前に入れた差し歯の中から、特殊な技術を使った盗・聴器が見つかる。 アビーが調べたところ、18ヶ月前にハーパー・ディアリングによって特許が申請されていた。 いまだ、ディアリングの居場所は確認できないが、NCISにライアン博士が現れ、ディアリングの会社のメイプル社長とディアリングが通信した記録を手渡す。 ディアリングの発明については、注目していてアビーが検索したことを知ったという。 ギブスはライアンのやり方に反発しながらも、捜査協力を求める。 メイプル社長は前回の嘘を認めるが、メールの中身は意味不明で、ディアリングは頭がおかしいという。 ドーニゲット捜査官に差し歯を入れた歯医者をNCISで尋問するが、明らかに何かを隠しているようだ。 その時、何とディアリングからMTACに連絡が入り、ギブスに会いたかったという。 これまで水兵が死んでいるのは大義のためで、それはギブスの責任だという。 歯医者はディアリングの部下に脅されて仕方なくドーニゲットに盗・聴器を仕掛けた事を認める。 その時、1万ドルの報酬を受け取ったというので、札に付いている指紋と部下の似顔絵を描いて調べる事にする。 ライアンはディアリングを反社会的ナルシストと分析し、ギブスの身が危ないと心配する。 アビーはディアリングを顔認識ソフトをかけて街中の監視カメラで探し、すぐ側の海軍工廠にいるのを見つける。 NCISチームが駆けつけると、ディアリングは姿を消していたが、その代わり近くに茂みにギブスが作っていたミニチュアのボートと同じ物が置かれていた。 ライアンはディアリングがギブスに揺さぶりをかけていると言うが、ギブスは動揺した様子を見せず、ディアリングの目的を知りたいとライアンに質問する。 ディアリングの息子は水兵だったが、船内で自爆テロの巻き添えを食い死亡していた。 その時に、初期警戒システムに欠陥があり、改良の対応は行っていたが、戦時下にあり全部の船の対応は終わっていなかった。 ディアリングはその復讐をしようとしているのか。 しかしディアリングは海軍に教訓を与えようとしているように見え、ギブスを悪役にする必要があるのではないか。 ライアンはディアリングにはもっと大きな目的があるはずだという。 ギブスはライアンの「何でも知っていて、必要に応じて情報を共有」という態度が気になり、ゲームモードのスイッチを切れと迫る。 ライアンはあなたこそ、自宅にいる時も仕事モードでいつスイッチを切るのかと答える。 歯医者を脅したディアリングの部下ファウンテンが見つかり逮捕に向かうが、取引を口にしたところで何者かに射殺されてしまう。 ファウンテンの爪の間からは微量の爆薬RDXが検出された。使われた銃弾はフランジブル弾で凶器を辿ることはできない。 ダッキーはファウンテンの身体から例のウォッチャー艦隊のマイクロチップを発見する。 最近埋め込まれたものらしく、レイサムが取り出してブラックマーケットで売った物だと思われる。 しかし、その中の情報には欠陥ワイヤーを配備した船の情報が消去されていた。 入っていたデータは会社の裏金の帳簿のようなもので、ディアリングの会社に計上されていない売買が記録されていた。 さっそくメイプル社長に尋ねるが、見たことがないと言い、購入されている道具や材料などから海軍の砲弾を作っているようだという。 それを聞いていたライアンは何かを思いついた様子なのでギブスが何を考えているのか、しゃべるよう迫る。 ライアンはRDXを使った砲弾を軍に納入するとして、あえて規格外れの欠陥品を納入すれば発射するときに大爆発を起こして船に大打撃を与えるのではないかという。 ドーニゲットはマイクロチップに複合キーがあると言う。 ディアリングがMTACに接続できたのはこのキーのおかげで、これを逆に辿りかけてきた携帯電話を突き止めたという。 すぐさまギブスがその番号に電話をかけると、ディアリングが出て、大義のためには犠牲が必要なのだと言い切る。 ディアリングの現在位置の住所は、マイクロチップにあった積み荷目録の数字と同じで、積み荷の送り先と考えられる。 ディアリングはそこで欠陥砲弾を作っているのではないかと考え、現場に急行したNCISは、空の倉庫に入る。 すでに製品(銃弾)は納入されてしまったのか。 そこに現れた警備員を逮捕したところ、アタッシュケースに大金が入っていた。 NCISは欠陥砲弾が海軍の船に配備されたと考え、世界中で行われる演習を直ちに中止するよう命じる。 警備員のスミルノフは1年前に雇われ、月に一度届いた荷物を保管する仕事をしていたというが、中身については何も知らないという。 今日、雇い主からメールがあり荷物を届けるよう指示があったというので、NCISは指定されたバーの前で待ち構える。 ところが、現れたリムジンに乗っていたのはディアリングではなく、メイプル社長だった。 メイプルはモロッコに高飛びする直前で、ディアリングとは何も関係ないという。 ただディアリングの会社から金を盗むためにダミー口座を作っただけで、欠陥砲弾など秘密の事業をしているわけでもないという。 メイプルはNCISがどこで会社の帳簿を手に入れたのかと問う。 ファウンテンの車が見つかったという匿名の通報は、例のディアリングの携帯電話だったと判る。 ディアリングはメイプルの横領を知り、それをカモフラージュに使っていたのではないか。 ギブスはライアンのオフィスに行き、欠陥砲弾のアイディアは間違いだったと告げる。 ライアンは自分のミスだというが、ギブスは心理学者のようにしゃべるライアンの真意がわからず、怒りを見せる。 その時、「チェックだ」とメールが届き、トニーに連絡を取ると、プラハに出張していたヴァンス局長が帰国してから自宅に戻らず、行方不明になっているということが判る。 To be continued... もー、ライアン博士の揚げ足取りな、嫌みなしゃべり方にはむかつきますね。 ギブスが寡黙であることは「人間らしくない」というわけではありませんよね。 ギブスがライアンに「君はどうして普通の人(normal person)らしくいられないのか」と問うと、「人類(human)らしくよ。しゃべらない男の言葉だから。」として、バカにしたような事を言う。 海兵として正直であり、誠実であることを信念とするギブスは、言葉を飾らなくても心を通わせることができます。 ライアン博士は人をパターンで分類して、言葉で理解するようです。 いかにも心理学者がやりそうなことですよね。 ギブスの仕事に協力は惜しまないようですが、常に裏がありそうで、かけひきか?と思ってしまいます。 それなのに、一体ギブスはライアン博士のどこが良いのでしょうね。 男女の繋がりに癒しを感じているのでしょうか。 足下が弾んでいるというのも短い間だったのかな、と思います。どうなるのでしょうか。 さて、手の込んだ方法で海軍全体を揺るがし、ギブスに狙いを定めたかと思えば、今度はヴァンス局長まで危険が及んだ。一体ディアリングの本当の狙いは何なのか。 こういう危機は、NCIS始まって以来ですよね。 外部との戦争よりも、国内にマッド・サイエンティストに振り回されるというのも珍しいし、4話も続くというのも初めてですね。 厳しい状況の中で、アビー主宰のパーマーくんのバチェラーパーティが変更になった。 元々のプランは肉体的に危険な雰囲気でしたが、ジュースで酔っぱらったつもり、なパーティも良かったです。 パーマーくん、本当に良い味を出しているなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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