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カテゴリ:Dr.HOUSE S3-8
「Dr.ハウス」最終シーズンのプレミア。
リサ・エデルスタインの降板でストーリーが変わったかどうかは判りませんが、シーズン6の精神病院に入院した時の展開と似ていますね。 孤独なハウスがさらに完全に孤立してしまうけれども、それでもハウスらしさは無くしてない。 ハウスのやさぐれ度合いもさらに迫力を増して、かえって魅力的でした。(笑) あれから8ヶ月、刑務所で過ごしたハウスは残り4ヶ月の刑期で仮釈放の面接を受ける。 ハウスの言動に反省が見られないとして、残り5日間を逆らうことなく、大人しく過ごさなければ仮釈放は認めないと言う。 ハウスは刑務所を影で牛耳るメンデルソンの手下アソーファと同房で、自分に処方されるヴァイコディンの横流しに手を貸していた。 新入りのニックがハウスが医者だったことを知り、診て欲しいというがハウスは医務室に行けと言う。 ハウスが仮釈放が近いと知って、囚人たちはハウスの持ち物を奪ったりねだったりし始める。 ゴミ集めで医務室に出入りするハウスは、若いアダムス医師がニックを診断するのに口を挟み、SLE(ループス)だと言う。 アダムスはなぜ前科のないハウスが刑務所にいるのか関心を持つ。 翌日の火曜日、ハウスはニックにSLEの症状である赤いアザがあるかどうか確認し、やはりSLEだったとアダムスに報告する。 ハウスはメンデルソンから仮釈放までに20錠のヴァイコディンを手に入れろと脅される。残り4日では、処方された薬を全部供出しても、到底その数を手に入れる事は不可能だった。 ハウスは調達屋のポーターに金を払って手に入れてくれと頼む。 ニックがちょっと押されただけで骨折し、激しく痛みを感じているのを見て、ハウスはSLEではないと考える。 水曜日、ハウスはアソーファから、房に忍び込んだペット代わりのコオロギが元気がなくなったので治して欲しいと頼まれる。 医務室を訪れたハウスはニックの骨がもろくなった原因をアダムスと話し合う。 ニックが転移性肺がんの可能性があるのでレントゲン写真を撮りたいというと、アダムスは金曜日までできないと断る。 どうしてもというなら、裏付けがいると言われ、ハウスはニックの胸の音を聴いて腫瘍が存在すると確信する。 木曜日、ハウスはアソーファのために別のコオロギを手に入れようと考えたが、運動場で大量の殺虫剤を撒いていたと知り、重曹を使ってコオロギを元気にさせる。 ポーターは所内でメンデルソンがヴァイコディンの買い占めをしていて、手に入れるのは無理だという。 ハウスの指摘を確かめたアダムスはニックの血液凝固テストを行うが、ニックは血が止まらない。 アダムスはハウスの経歴を調べて、才能があるので医師を辞めるべきではないと話す。 肺のレントゲン撮影では脂肪腫しか映らなかったという。 しかし凝固異常があるのなら毒素の影響が考えられる。 アダムスはハウスにカルテの閲覧を許し、ハウスは仕事場の溶剤が原因かも知れないので調べるように言うと、ニックは恋人と電話をすることの方が重要だとハウスの申し出を断ってしまう。 アダムスはハウスが元恋人の家に車で突っ込んだのが元々の理由だと知り、なぜ服役することになったのかと尋ねる。ハウスは弁護士が無能だったからと答える。 同僚のサイクス医師にニックのカルテを見せた件を知られて、アダムスはもうハウスと診断することはできないと告げる。 メンデルソンから、ヴァイコディンの量を減らすことはできないと言われたハウスは、やむなく火を付けて騒ぎを起こし、医務室のヴァイコディンを盗む。 ところが、ニックがアナフィラキシーショックを起こしてしまう。 ハウスが気管切開を施して命を救うが、アレルギーの原因がわからない。 これまでヴァイコディンを我慢していたハウスだが、脚の痛みにに耐えかねて、ついに薬を飲んでしまう。 金曜日の朝、ハウスはメンデルソンとの約束は守れないと開き直り、独房で保護して欲しいと刑務官に申し出る。しかし、食堂で湯気の立つコーヒーを見たハウスはニックのアレルギーの原因が熱だと気付く。 肥満細胞症なら熱いコーヒーでアレルギーを誘発することもあり、これまでの症状とも合致する。 サイクス医師は血液検査をしようとするが、ハウスはアスピリンを5錠飲ませればアナフィラキシーショックを引き起こし、直ちに診断できると主張する。 ニックが倒れた時に、常に自分がいることはできない。 しかし、サイクスがそんな危険なことはできないし免許を失うと反対し、ハウスを医務室に出入り禁止にする。 アダムスはハウスの意見に賛成し、ニックも同意していた。 アダムスは先の騒動でハウスがヴァイコディンを盗んだのに気付いていたと言い、メンデルソンに渡すヴァイコディンを20錠ハウスに都合してやる。 そのヴァイコディンをハウスはメンデルソンに渡そうとして、周囲にばらまいてしまう。 激怒したメンデルソンがハウスを殴り、騒ぎになると、部下にハウスを殺すように言う。アソーファはハウスを助け、メンデルソンを激しく殴る。 ハウスは医務室に戻るためにわざと殴られていた。 同室にニックがいるのを見たハウスはその場でアスピリンを飲ませようとする。 アダムスは仮釈放が半年延びると告げ、ハウスが有罪になったのは弁護士を雇わなかったからで、自分を罰するためにそうしたのか、と問う。 ハウスは単に俺は天才だからだと答え、ニックに薬を手渡そうとする。しかしハウスは刑務官らに拘束され、サイクスはニックから薬を取り上げた。 ニックは隙を見て自らアスピリンを飲むが、何事も起こらなかった。 その後、独房に入れられたハウスに、「あなたは正しかった」というメモが届く。 「刑務所のハウス」を描きたいので、先シーズン、ああいう終わり方にしたのかなあと思いました。 やはり才能がある人はどこに行っても生き延びる方法を見つけますね。 医務室でウンチクをたれたり、受刑者たちから「先生」扱いされたり、ひょっとして楽しんでいるんじゃないかと気がします。 しかも、自分の知りたいことのためには刑期が延びても独房に入っても構わない。 いかつくて無口なボディガードがハウスにコオロギを助けてもらったのを恩に着て、メンデルソンをボコボコにするのも、良い感じ。(爆) しかし、この8ヶ月間、面会も電話も無し、お前は外に家族も友達もいないのかと言われると、ハウスの居場所はここしかないのかと寂しい気持ちになります。 ということは、ウィルソンでさえハウスを見放したということでしょうか。 ハウスの能力に気付き、刑務所の仕事を「退屈」だと感じているアダムスは、多分今回の事で首になるのでしょうね。 サイクスから「もうこの先雇ってくれる場所もないぞ」と言われると、つまりはハウスの部下になるのだなと思いますよね。(笑) サイクス先生は「コールドケース」のジェフリーズ刑事でしたね。 ハウスが医学部に入る前は物理学に関心があって、ダークマターの研究がしたかった、というのは初耳です。 二度と医師には戻れないと思っているのかも知れませんが、アダムスの率直な言葉がハウスに目的を与えると良いなと思いました。 何せ、最終シーズンだしな~ フランキー役の人、個性があってただ者じゃないという雰囲気でした。もっと、出番があっても良かったのに。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 4, 2013 06:53:20 PM
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