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カテゴリ:Dr.HOUSE S3-8
「バーンノーティス」でも刑務所の話が続いているので、被っているなあと感じていましたが、こちらの場合はむしろ、簡単に保釈する事ができるのですね。
刑務所も混み合っているのでできれば出ていって欲しい。 しかし誰もハウスの事を好いていない、誰も面会に来ない。 誰も戻ってきて欲しいとは思っていない。 その状態から、どうやってハウスが復帰するのかと思っていましたが、ちょっと肩すかしでした。 騒ぎを起こして2ヶ月、さらに8ヶ月の刑期が増やされたハウスのもとに、今はプリンストン・プレインズボロー病院の院長になったフォアマンが面会に現れ、病院の危機的状況に協力させるため保釈が認められたという。 カディは事件の翌日には病院を去ってしまっていた。 患者はバイク事故で臓器移植のドナーとなった18歳の大学生の「肺」で、移植の準備を始めたところ気道抵抗が上昇し、今は仮死状態にあるという。 ハウスのチームはそれぞれ別の場所に新しい場を見つけ、オフィスも研究室も整形外科が使っている。 ハウスにはわずかなスペースと、神経科の当直だったという若いパク医師が与えられた。猶予は12時間しかない。 戻ってきたハウスに、医師たちはよそよそしく、なぜかウィルソンがICUにいる。 感染症による細気管支炎かというと、すでに抗生物質は与えたという。 ハウスは検査では出なかったコカインの影響を疑い、パクを連れて大学生の自宅を調べる事にする。 つれない態度のウィルソンは、ハウスにもう自分たちは友人ではないという。 肺の移植を待つ患者はウィルソンの患者だった。 家宅捜索でハウスは大学生が脳腫瘍だったのではないかと考える。 ハウスの脚にはGPSモニターが付けられており、病院と自宅以外の場所に行ったため、警察官に連れ戻される結果となった。 フォアマンは理事会の反対を押し切ってハウスを釈放させただけに、もめ事を起こすなという。 Dr.パクは上司にセクハラされて殴ったため、審問を受ける前にシカゴの病院に移るつもりでいた。ハウスは両親と同居するアジア系のパクが、親を守るために家を出るのではないかという。 大学生の腕から取り出した腫瘍らしい組織を調べると、ERで点滴した血漿がもれて固まったものだと判る。 1単位の血漿には25人分の血漿が含まれ、ハウスはそれらの血漿に問題があったのではないかと考える。 しかし、残り6時間で25人の生活環境を調べる事は不可能で、フォアマンも金がないという。 ハウスも病院から出られず、パクと移植患者の状況が悪化して肺を待っているウィルソンが個別に対応することになった。 すると、血漿の提供者の中で鉛中毒だった可能性が見つかり、ハウスはすぐにキレート療法を始めさせる。 ところが、キレート療法のせいで肺のけいれんが起こり状態が悪化する。パクとフォアマンがカルシウム拮抗剤を与えたところ、けいれんは治まるが、肺中葉の一部が死んでしまった。 ハウスは死んだ部分を分析することで、原因が判るという。 酸素値は正常だったことから、パクは鉛以外の重金属が含まれていた事も考えられると言い、ハウスはドナーが鉄毒性があったかどうか調べろと命じる。 ウィルソンの患者の酸素レベルが下がり、移植までの時間を持たせるため懸濁液で肺を満す治療を勧める。しかし、患者はもう死を覚悟し治療を拒否する。 そのことをハウスに伝えると、ウィルソンの患者以外に移植できるので、ハウスはこのまま検査を続け、まずはウィルソンが患者に治療を受けるよう説得するべきだという。 パクはハウスとやりとりする間に、被害を受けた自分が出ていくのはおかしいと考えていた。 肺組織を調べていたパクは、白血球が感染症状を見せているのを発見する。 すでに抗生物質で治療しているのに、なぜ今頃出てきたのか判らないが、ハウスは肺に隠れていたことも考えられるとし、ブルセラ菌を念頭に置き、再度抗生物質と免疫グロブリンを投与するようにいう。 ウィルソンの患者の別れたボーイフレンドが見舞いに現れ、患者は希望を取り戻し治療を受けるという。 実は事情を良く知るウィルソンがボーイフレンドを呼び出していたのだが、ウィルソンはハウスのアドバイスに礼を言う。ハウスは自分に怒っているのなら俺を殴ってみろという。 ウィルソンは、ハウスの事は嫌いだと答える。 免疫グロブリンの投与を始めると、肺の色が悪くなって、治療には無理な状態になってきた。 ハウスは病院内でウィルソンと職員らがケーキで祝っているのを見て、葉巻の煙が原因だと気付く。 ドナーは事故を起こす前、仲間と一晩中ポーカーをしており、そこで仲間が吸った葉巻の煙をドナーが吸い込んだときに、好酸球性肺炎であれば白血球が反応したはずだという。 もしバイク事故がなくても、ドナーは死んでいただろう。 すでにステロイドを与えているので、ハウスはもっと特殊な治療が必要だと言い、時間がないためパクは放射線治療を行う。 その結果肺の状態は良くなり、移植も行われた。 パクはフォアマンにシカゴの病院に行くのは辞めて、審問を受けると告げる。親にも事実を告げることにする。 フォアマンはハウスに元のオフィスを与え、ウィルソンはハウスに「お帰り」のパンチを食らわす。 パク医師は韓国とフィリピンのハーフだそうで、まじめだけれども上司にも楯突く意思の持ち主という点がハウスに評価されたようです。 これまで何度もハウスの部下になりたくてもなれなかった医師がいましたが、今回は特別でしょうか。 優秀なのでしょうね。でも、なんか一本調子でキャラクターとしては物足りなさを感じますね。 「グリーンホーネット」のカトーというのは良かったけれど。 フォアマンが院長職に就いたことには異論はありませんが、彼こそハウスに力を貸すことができないのでしょうか。 事務と管理の仕事だけじゃ面白くないだろうし、優秀であることは間違いないのにね。 ウィルソンの「君のことは嫌いだ」は、「好き」の裏返しだとはみんな思ってしまいますよね。(笑) 縁を切ったつもりで面会にも行かず、手紙も送らないというのはウィルソンらしくないです。 そんな元の仲間を熟知したハウスが、元の場所に収まって嬉しそうにしている。 そもそも、刑務所に入っていたのは何のためだったんか。 カディの家に車で突っ込んで被害を与え、恐怖を与えた事をハウスは自分なりに反省して、刑務所の女医さんの言葉で前向きになろうとしたのですよね。 でも、早く出所するチャンスも自ら潰してしまった。 カディがまだ院長をしていると思っていたということは、戻ればみんなが受け入れてくれると思っていたのかな。 正直、刑務所でユニークな囚人先生をもうちょっと見せて欲しいなと思いましたが、しかたないのでしょう。 チェイス、タウブ、No.13もいずれ戻ってくるのかな。 シーズン8の契約もずるずるとしていたし、いかにも最終シーズンという印象です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 12, 2013 09:44:45 PM
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