|
カテゴリ:Dr.HOUSE S3-8
ゲストが「プリズン・ブレイク」のウェントワース・ミラーでしたね。
でも、今回はNo.13こと、オリビア・ワイルドのためのエピソードだったと思います。 大金持ちのベンジャミン・バードが職業安定所を訪ね、100万ドルの寄付金をそっと置いて出ていった後、路上で倒れてしまう。 ERでは異常が見つからなかったが、ハウスはベンジャミンが金持ちなのを知って診断するという。 Dr.パクは単なる脱水症状だというが、ハウスは自分のせいで刑務所を首になったDr.アダムスを呼びつけ、ボランティアで診断させるという。 2人は検査を行うが、やはり心臓や脳に異常が認められない。 ただ、患者が並外れた寛大な心の持ち主で、有り金をどんどん寄付してしまうことにパクは頭がおかしいのではないかという。 フォアマンはハウスが診断科のチームを再生するために、気の良いベンジャミンから寄付金をせしめようとしていると指摘し、診断するなら金を受け取ってはいけないという。 それならば退院させろというハウスだったが、呼び戻そうと連絡を取っていたNo.13が病院に現れ、もう医者を辞めて恋人と残り少ない人生を楽しみたいので、チームには戻らないと告げる。 パクは極度の利他的行動が精神症状だと考え、最後にもう一つだけ検査をさせて欲しいという。 その時、患者に頻脈が起こる。 アダムスはアレルギーの薬のせいでQT延長症候群かも知れないという。 ハウスは自ら検査をすると言い、患者の前で自分のこれまでの出来事を語る。すると、ものの2分と経たないうちに、ベンジャミンは診断科を再建するのに100万ドル寄付すると口にする。 ハウスは相談したウィルソンに、病人から金をもらってはいけないと言われる。 自己犠牲に溢れるベンジャミンも、妻は寄付をするようになって自分から去っていき、子供たちとも会えないのが寂しいという。 やがて、患者に不整脈が戻り、失神と筋肉の震えの症状が現れる。 アダムスはエコーウィルスが原因ではないかと言い、ハウスは抗ウィルス剤での治療を命じる。 パクにコーヒーをおごろうとしたアダムスに、パクは物をもらうのは嫌だと言い、2人はあげる、要らないの意地の張り合いを始める。 ウィルソンは、ベンジャミンから生体腎移植の申し出があったとハウスに告げる。 ウィルソンの患者が腎移植を必要としているのを耳にしたからだというが、ハウスは病人から腎臓はもらえないはずだとウィルソンに言い、患者は症状が悪化しているのだという。 相談を受けたフォアマンは、ベンジャミンと直接話をして、生体腎移植を許可する。 ハウスのしつこい呼び出しに応じてNo.13がオフィスを訪ね、ハウスは診断に加わるよう求める。 No.13はホイップル病を疑い、改めて検査をすることになった。 ハウスはNo.13が戻ってきた理由を知りたがり、医者としての罪悪感ではないかと問うが、ただ愛する人と人生の最期に幸せになりたいのだという。 検査の結果、ホイップル病の病原菌は見つからなかった。 ベンジャミンの意志に従って生体肝移植の手術が始まるが、麻酔をかけようとすると、心拍が上昇して不整脈が再発してしまう。 手術は中止されたが、フォアマンはその状況はハウスが患者に薬を盛ったからだ、と見抜く。フォアマンはハウスに担当を外れるように命じる。 いつまでも続くアダムスからの贈り物に、パクは借りを作るのは絶対に嫌だという。 一方、アダムスはパクの反応をおもしろがり、パクが受け取るまで辞めないという。 No.13はベンジャミンの前で、自分も重い腎臓病で移植が必要だと話すと、ベンジャミンは即座に自分の腎臓を提供すると言い出す。 しかも、ウィルソンの患者にも提供すると言い、自分の命も惜しまない様子にNo.13は患者は正常ではないと判断する。 甲状腺ホルモン値は正常の範囲で、「チーム」はポルフィリン症ではないかという。 No.13が自ら調べるというと、ハウスは本気でチームに戻るのかと問う。No.13はやはり罪悪感が個人の幸せを上回ると答える。 ウィルソンの患者は移植を待たずに死亡してしまう。 ハウスはウィルソンから「詐欺だ」と言われて、最初にベンジャミンを病気だとするために、頭部CTを行いその語気にヨード造影剤を使った事を思い出す。 ベンジャミンはプランマー病で、甲状腺に結節があり、ホルモンを過剰に分泌していたが、ヨードのせいでさらに分泌が高まったため、より寛大になってしまったのだった。 手術で結節を取り除けば症状は収まる。 目覚めたベンジャミンは、寄付金をばらまくよりは、失った家族を取り戻したいという。 アダムスがパクの車の修理代を支払ったというので、パクはついにありがとうと折れる。 しかし、実は支払ったのはハウスの車の修理代で、アダムスは勝ったと思い込む。パクはいずれにせよ意地の張り合いが終わって良かったという。 ハウスは罪悪感で医者の仕事をしてもらいたくないとNo.13に首を言い渡す。 No.13は自分のためを思ってくれたのかと問うが、ハウスは君のためではなく自分のためだと答える。 No.13はハウスに感謝し、恋人と去っていく。 最後の会話がおしゃれでしたね。 多分、No.13に恋人がいないのなら、ハウスが死に水を取るつもりで縛り付けたのでしょうが、優秀な部下が欲しいという自分のエゴを押さえて、彼女を解き放ってやったのですね。 これもまたベンジャミンの利他的行動と少し被っているような気がして良かったと思います。 キャメロンにしても、アンバーにしても、そしてカディにしても、魅力的な女医さんがたくさん出てきましたが、No.13は謎めいていて、抱える悩みも奥が深くて本当に魅力的なキャラクターでした。シリーズ後半の貢献者だと思います。 そして、最終シーズンの寂しい始まりに最後に花を咲かせてくれましたね。 「チャーリーズ・エンジェル」はとても良かった。(笑) チェイスとタウブはチームに戻ってくるつもりがあるようですから、何とか金を捻出して、早くチームが再会するのが見たいです。 アダムスとパクでは全然もの足らない。代用品にもなりません。 ちなみに、パクをいじるのはフォアマンを人種ネタでいじるのとちょっと似ていますね。 アジア系の両親は移民してきて、パクは施しを受けることなく努力して今の地位を得た。 ユーモアはなく固くて真面目ですが、チームの中にはこういうタイプが必要なのでしょう。 アダムスは刑務所の医師の時の迫力を失い、未知のものにチャレンジするタイプにも見えなくなりましたが、いずれチェイスの新しいlove interestにでもなるのかしら。 隣の整形外科もいずれは追い出さなくては。(爆) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 18, 2013 10:25:57 PM
コメント(0) | コメントを書く
[Dr.HOUSE S3-8] カテゴリの最新記事
|