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カテゴリ:Dr.HOUSE S3-8
今回も良かったですね。
チェイスの秘密も笑わせてくれましたし、死人を診断するというのも初めての事で意外な展開でした。 カディがいなくなりフォアマンだとウィルソンも強い態度に出るものですね。 ハウスは独自に興味のある、5年前に突然の腎疾患で4歳で死亡したというケースを調べたいという。 単なる腎臓病ではないと考えていた。 フォアマンはハウスに勝手をさせたくないので、アナフィラキシーショックでERに運ばれてきた14歳の少女アイリスを診断しろという。 患者は誕生日パーティのプレゼントを開けた時に発作が起きたというが、アレルギーテストでは全て陰性だった。ちなみにプレゼントはマジック8ボールだった。 薬物検査でも何も出ず、ハウスはチームに褐色細胞腫とオピオイドの検査を任せ、自分は怒りをコントロールするグループセラピーに出かけていく。 調べたいといっていた死亡した少年は、同じグループのエモリーの息子で、ハウスはウェゲナー肉芽腫ではないかと言い、遺体を掘り起こして調べたいと申し出る。 エモリーは息子の死後離婚しており、怒りが収まらないのは息子の死因が判らないからだと言われてハウスに許可を与える。 遺体を調べたハウスは、鼻の骨には異常が認められないが、爪に白い帯があるのを見つける。これは重金属中毒の症状だ。 フォアマンはハウスが海軍基地のGPSテストでモニター信号が45分間途絶えた間に、ハウスが墓地に出かけていった事を指摘する。 このままではハウスを刑務所に戻すことになると重ねて警告する。 アイリスは2歳の時に父親が交通事故で死亡していた。アイリスの母親は娘が気分屋で扱いにくいことから、ビタミンCと偽ってジアゼパムを与えていた事を認める。 それならば症状も説明できるというが、アイリスが嘔吐して検査の結果妊娠していたことが判る。 しかしアイリスは誰ともセックスをした事がないという。 アイリスが腕に変調を覚え、感覚がないというのでチームは脳腫瘍の検査とHIV検査を行う。 いずれも異常は見つからなかったが、腕に赤黒いアザが生じたことから、血液の疾病を疑い検査を続ける。 アイリスの自宅を調べたタウブとチェイスは、アイリスの引き出しの中から彼氏の存在をうかがわせる手紙やアダルトのDVDなどを発見する。 証拠を突きつけられてもアイリスは彼氏とは寝ていないと否定するが、実は昨夜彼氏が病院に来て暴力を振るったという。 母親が警察に通報すると言うと、アイリスは視界が狭くなったと訴える。 一過性脳虚血発作の検査をするが、異常は見つからない。 ハウスはフォアマンの言葉にも諦めず、エモリーと別れた妻の家に侵入して重金属中毒の証拠を探る。しかし、中毒の証拠は見つからない。 エモリーは息子の死で精神的に落ち込んだのに、妻がまるで感情を見せず葬儀で涙も流さなかったという。 ハウスは母親に何かあると察して無料クリニックに呼び出す。 母親は悲しくない訳ではないと言い、エモリーの目が息子の目を思い起こさせて辛かったから別れたという。 息子は自分の父親の家で預かってもらっていたというので、ハウスは祖父の家を訪ねる方法を考える。 ウィルソンはフォアマンがあまりにもハウスに厳しいと意見を言う。 ハウスは診断依存症とも言える人間で、コントロールすることはできないというが、フォアマンはハウスは諦めるはずだと譲らない。 ウィルソンはハウスに刑務所に戻りたくなければ、フォアマンの言うとおりにするしかないと諭す。 ハウスはアイリスの感情面を試すため、彼氏が交通事故に遭ってERにいると嘘を言う。 すると、アイリスは急に言葉使いを変え、彼氏はここにいると答える。 要するにアイリスは解離性同一性障害で、自分でアザを作るなど都合の悪い事は別の人格に逃げ込んでいたらしい。 しかし本人は何も覚えていない。母親がジアゼパムを与えていた事が症状を隠していたのだった。 2歳の時の事故がトラウマになっているとも考えられ、催眠術で聞き出す事にした。 すると血圧が上昇し、自分が騒いだために父親の運転の邪魔をして事故になったと思い込んでいた事が判る。 発作を起こすきっかけになった8ボールや、もともとあったイチゴのアレルギーなどが強く結びついてしまった。 やがて不正出血があった。流産ではなく、妊娠を示す数値を示しているが、超音波で調べると絨毛ガンだということが判る。 ガンは治療することができるので、全ての人格にそれを伝えることにする。 ハウスは少年の祖父の家に監察医を名乗って上がり込み、孫と何をしていたか聞き出す。しかし、身元を見破られてしまい、母親の今の夫に殴られる騒ぎを起こす。 ウィルソンからは意見を言われるが、どうせ俺は聞き流しているといってハウスは思い当たる。 もう一度エモリーと元妻の家に行き、次の結婚で生まれた次男の聴覚を調べる。 慌てて家から出てきた母親に、ハウスは遺伝性のアルポート症候群だったと告げる。 この病気は腎不全や爪の白帯、そして難聴をもたらす。 祖父にもその症状が若干出ていて、息子は少し聞き取りにくいようで、言葉が独特だったのはそのせいだった事がわかる。しかし、対処法はありハウスは母親から感謝される。 母親はエモリーに私だって悲しかったと涙を流す。 ハウスは通報を受けて到着したパトカーで連れ帰られる。 フォアマンはウィルソンに刑務所に戻すと言う。 ハウスが2人の命を救ったということで、ハウスがまたつけあがることをフォアマンは恐れていた。 ウィルソンはカディならどうしたか、と問い、病院経営で上手くハウスを利用してやれと言う。 フォアマンはクリニックの時間を増やす事でハウスと手を打つ。 患者が多重人格というのは以前のエピソードにもありましたっけ? 人格がそれぞれにアレルギーなどの症状を持つということはあるのでしょうか。 多分、精神的なものが身体に与える影響は大きいのですね。 思春期の少女なので、何が起こっても不思議ではないと思いました。 もう一つのケースは息子の死を受け入れられないエモリーが悲しんでいたことに同情しました。 もし病気の事を良く理解していれば、夫婦は別れなくても良かったかも知れないし、せめてエモリーが前に進む事ができて良かったです。 エモリー役の役者さん、良く見かけますが、良い味を出していました。 始めはハウスは単に興味津々で、墓地の管理人とおもしろ可笑しくやりあったり、ちょっとホラーぽくて珍しかったですね。 さすがにハウスもお墓は気持ち悪いのかも知れません。 チェイスが謎のエステをすると知って、パクがやたらと詮索し、私も「お前はハウスか」と言いたくなりました。 でも、それがオーストラリア人をからかう感じの田舎医師でテレビに出ていたので笑いました。 こういうのだったら、レギュラーで仕事をすると良いですね。 フォアマンはハウスを押さえ込もうと、必死ですね。 彼はまだ若いし、これまでは散々ハウスに翻弄されてきたのだから無理もないですが、ハウスを利用するという境地に達するまでは、知恵を巡らさなければなりません。 まあ、リサ・エデルスタインが降板する事がなければ、こんなフォアマンも無かったのでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 16, 2013 09:01:27 PM
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